第2回目の歴史講座 「この石仏って何!」

2021年06月12日 | 読書

昨夜、夕食がすんだ頃、夫のお知り合いが山蕗を届けてくださいました。お米の袋に1袋、きっと10キロはあったでしよう。

今年は採りに行けなくてちょっと寂しかったところなので大喜びでいただきました。

里山の手入れがされなくなって、こういうものが山から消えて行ってしまうのです。

昨年まで採っていた場所は太陽光が設置されてしまいました。

だからとっても貴重です。

根本の赤いところは切り落とします。

茹でて、キャラブキと山椒の実入りの2種類にしました。

山椒の実入りには酢も加えて味に変化をつけます。

そして今朝、夫は6時から何とか協議会の草刈りに出かけていきました。

私は、昨夜の蕗の味を調えたり、冷凍庫に入れたりと、いつもの休日の朝よりあわただしく過ごしました。

今日は望月公民館主催の第2回歴史講座があるのです。

CちゃんとCちゃんパパと義母のお昼のかつ丼の用意も済ませました。

「この石仏って何!」がテーマです。

今回は馬頭観世音と道祖神でした。

子供の頃「馬頭観音」と書かれた石が、とても不思議で、母に聞いたことがありました。

馬の供養だと教えてくれたのですが、あの下に馬の頭が埋められているのだろうかと子供心に思ったのでした。

ハイ、そんなことはありません。

馬頭観音、古い物もありますが、多くは江戸時代に、馬や畜生類の無病息災を願ったり、供養のための観音です。

供養を主にした馬頭観音は柔和な顔で、戒めを説く馬頭観音は忿怒相とのこと。

この時点で、馬頭観音は文字碑だと思っていたのは間違いなのだと知ったのです。

文字碑の方が時代が新しいのかも、それに小型になってきたらしいようです。

一目で馬頭観音像とわかるのは、観音様の頭上に馬が乗っているからだそうです。

「一面二臂」「三面六臂」「三面八臂」の立像と座像があるらしい。

面とは顔で臂は腕のこと。3つの顔に6本の腕ということです。

その頭上に二馬から六馬刻むものがあるらしいです。

馬の供養だけではなく、妊娠、子授けに信仰している地域もあるといいます。

望月では3000余の石仏の内半分は馬頭観音なのだとか。

ものすごく奥が深いがこの程度で。

 

そして道祖神に。

こちらは全国にわたっての信仰ですので、見かけることが多いと思います。

私がわざわざここに披露するほどの知識の蓄積がまだできていませんので、パスします。

先月1回目の講座を終えて、あちこちの石仏に目が行くようになりました。

お勉強したところは少しは目が見えるようになったという状態ですが、まだほとんどはわかりません。

見つけると写真に収めています。

 

会場で座学の後、歩いて移動ですが、この望月宿の成り立ちや過去の里道などの説明もいただき、郷土の歴史のお勉強でもあります。

「戌の満水」江戸時代の大災害によって、宿の姿も変わっていました。

知らなかったことが、いっぱいです。

偶然旧家の方から、すごいお宝をみせていただくことが出来ました。

木造の馬頭観音像でした。

30年前位のNHKでこのお宅を主にして1時間の歴史物を作ったそうです。鈴木健二アナウンサーの名前がでました。

じっくりお話をお聞きしたら、すごい歴史が飛び出しそうなご夫婦でした。

来月もう1回ある講座が楽しみです。

読みいただきありがとうございました。 

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コメント (2)
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