アフガンに送った赤いランドセル

2021年08月18日 | 日々のこと

毎日流れてくるアフガンのニュース。

3年前、Cちゃんのランドセルをアフガンに送りました。

中に学用品も詰めて。

どんな女の子が使ってくれているのだろうって思っていました。

その子は今どうしているのでしょう。

女性は就労もできず、学校にも行けないなんて。

 

あの2001年9月11日から続く今回のこと。

中村哲さん。

あの方のなされていたこと。

9.11の後、米英軍の空爆が始まった時、なんとなく敵討ちができたかのような空気があった気がします。

私の中にもあったでしょう。

あれから20年、アフガンに平和はきたでしょうか。

テロを生む土壌がなくなったとは到底思えません。

たくさんの人命とお金がつぎ込まれました。

罪もない人たちが巻き込まれて亡くなりました。

生活の場が失われました。

もしよ、もし。

そのお金と派遣された兵士たちが、中村さんと同じことをしたら。

「北風と太陽」の寓話。

力で抑えても、その力が無くなれば元に戻るでしょう。

アフガンの人たちが、土地を耕し普通に生活が出来ること。

それは目的でも結果でもなかったことなのでしょうね。

今のまま、米軍の撤退は、ただ敵討ちした気分だけで、誰もが幸せになったわけではない。

中村さんは偉かったわ。

Cちゃんの赤いランドセルを背負って、学べる日がくることを祈っています。

読みいただきありがとうございました。 

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コメント (4)
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