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アメリカで迎えたクリスマスの思い出

2006年12月25日 | アメリカ生活

アメリカのクリスマスで一番印象に残っているのは「もみの木」です。アメリカにもフェイクの木はあるけれど、生木を使うおうちの方が多いだろうと思います。11月末のサンクスギビングの休暇が終わると、スーパーマーケットの駐車場などに「クリスマスツリー売り場」が出現。自分の家にあわせてサイズを選んで、車に積んでもって帰ります。私も毎年のように買いに行きましたが、もみの木の種類によって香りや枝振りが異なるので、選ぶのが楽しみでした。下の方の枝をはらってもらって、それを持ち帰ってリースを作ったりもしていました。生木を家に飾ると、家中が素晴らしい香に包まれます。普通のうちでは天井に届く大きさの木を飾りますから、金銀の玉も何十個も必要です。

ワシントンDCでは、ホワイトハウスの前、それから国会議事堂の前にも巨大ツリーが飾られます。あれだけの飾りを飾るのは大変でしょうね。テロの前は、ホワイトハウスのデコレーションも見ることができましたが、今では中にはいることができなくなりました。残念です。

クリスマスと言えば子ども達がサンタさんからプレゼントをもらいますが、アメリカでは何か買っても基本的に包装はしてくれませんから、親が包装することになります。プレゼントや包装紙をこっそり買ってきて隠しておいたり、クローゼットの中に隠れて包装したり、毎年苦労したものです。

それから、クリスマス前には恵まれない子ども達にお菓子やおもちゃを寄付しましょうというのがいつもあって、スーパーなどに行くと大きな段ボール箱が設置されていて、その中にギフトを入れます。

アメリカではクリスマスが祝日ですが、他の祝日と違って、国中のお店やレストランが休みになります。クリスマスイブは教会で。そしてパーティはおうちで。そしてだんだん新年へと向かっていきます。

(生木のクリスマスツリー)
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