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許しと償い

2012年08月08日 | レビュー
かあちゃん (講談社文庫)
重松清
講談社


母と子の物語。
短編がそれぞれつながって、一本のメッセージを伝える本です。

罪と償い、そして許しというのがメッセージの主軸です。
真摯に生きていく人に出会って、自分が変えられる。
変えられた自分が、また別の人の意識を変える。
この世には間違いを犯さない人は一人もいないのですが、正面から自分の罪に向き合うことで、厳しい現状の中でも希望を見出していく、物語です。
コメント
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