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新しいことを見つけるって楽しい!

追い込み力

2012年08月24日 | 仕事・研究
私はずうっと夏を待ってたんですよ。仙台は春が遅い。とにかく「あつつつっ」っていうくらい暑いのを待ってるの、毎年。だから8月が終わりかけてるのに気が付いて呆然。すぐ、ほんとにあっという間に寒くなっちゃうから。今が、活動期なんですよ、仙台住民の。ここを逃すとまたものすごく動きが鈍くなるの。だからちょっと焦ってます。4年生ののんびりぶりにも。M2のゆったりした毎日にも。ここからは全速力で走っていきたいので、だからこれまで筋トレやったりジョグやったりしてきたわけ。もう準備はできてるはずで、あとは本気で走る時期に来た。と思うんだけど、雰囲気が全然。経験不足で危機感がわからないんでしょうけれど。自分の能力が100あるとしたら、100は使えないんですよね。たぶん今10くらい。これを30くらいにはしたいと思うんだけど、30の状態がどんなのかって実感持ってないから、そこへがあっとあげていけないんですよね。アスリート見ててもここぞというときに全力が出せるようにトレーニングしてるじゃない?ああいう感じにするには、やはり大きな大会のようなストレスのかかる経験を積んでいかなきゃならんのでしょうね。そういうのが一切ない学部生に最後のスパートをかけるんだーーーって激飛ばしても「ええと?」みたいな感じなのですよ。学部生に途中でステップアップできるようなハードルがあるといいのかなあ。昨年までは秋に学会発表をやらせて、卒論に向けて意識を高めるってことをやってたんですが、どーも最近その効果がまったく見られず。ちょっと獣医学会じゃハードルが高すぎるのかなあと思って、今年は学部生の発表はやめてみたんですが、さりとてほかに名案はなく。

受験勉強でいえば、節目節目に模擬試験があって、その結果を見て「よしもっとがんばるぞ」とだんだんテンションが上がってきますよね。アメリカにいたころはグラントは申請前に何回かチェックがあるから、その点数をみて「まだここを改善しなきゃ、、」とチームで話し合ったりがあり、やはり最終に向けて精度がぐっと上がっていったんですが、どーも今の卒論ではそこがうまくいかない。昨日までのんびりしてた人にいきなりスイッチが入るって難しいとは思うんですが、どうやって意識を上げていくべきなのか。これが社会人になると一気に意識が変わるから、やっぱり大学って甘すぎるのかなあと思うんですが、せっかくならこの時期くらいに目覚めてほしいんですよねえ。だってほら、これから寒くなって、雪でもふったら一発で行動が制限されますから。しばらく暑いままでいてくれ~って感じですよ。酷暑に耐えてる都会の皆さんには申し訳ないんだけど。



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