院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

食べたことがある肉

2006-09-14 13:07:26 | Weblog
 動物の肉でよく食べるのは、牛、豚、鶏である。商業捕鯨が禁止になるまでは、鯨の肉もよく食べた。ジンギスカンで羊の肉もときどき食べる。

 他にどんな肉を食べたことがあるだろうか。鍋料理屋で馬の肉を食べたことがある。馬刺も信州の民宿で食べた。フランス料理で鳩の肉を食べたことがある。

 猪の肉をどこかの旅館で食べた。スイスの田舎で鹿の肉を食べたことがある。

 私が食べたことがある動物の肉はざっと以上であって、魚に比べて圧倒的に種類が少ない。

 わが国のどこかでダチョウを養殖しているというから、そのうち食べる機会もあるだろう。ワニを食用に養殖している人もいるらしいが、まだ商業ベースには乗っていないという。

 韓国では犬の肉を食べるらしいけれども、私は韓国に行ったことがないし、行っても食べないだろう。

 イヌイットはトナカイやアザラシの肉を食べる。これらは一度、食べてみたい肉である。

 中華料理で熊の手のひらの料理があるそうだが、高そうだ。

 わが国では、昔は兎の肉も家庭で食べていたらしいが、最近は聞かない。

 わが国での肉食の歴史は浅い。明治になって牛鍋が出てきたころくらいからだろう。それ以前は動物の肉を食べることを「薬食い」と言って、肉は「薬」ということにしておいて、おおっぴらには食べていなかった。

 こんな浅い歴史では、肉の種類が限られているのも当然かもしれない。ちなみに「薬食い」は、冬の季語である。