先日、職人の技を見るのが好きだと書いたが、私は工場見学も好きだ。工場は技の大所帯だからである。
小学校2年生のときに、今はなきミツワ石鹸の工場に父に連れて行ってもらった。当時はまだオートメーションは普及していなかった。
さて石鹸の作り方であるが、まず熱して解けている石鹸の原液を、車輪が付いた茶箪笥大の箱に注ぐ。その箱は周囲4面が外れるようになっている。石鹸が冷えて固まったら、4面を外す。そうすると、大きな石鹸のかたまりが台車の上に乗っている恰好になる。
針金で茹で卵を薄くスライスする道具があるが、それの親玉のような装置があって、台車を押して針金の中に突っ込んでいく。それを針金の方向を変えて3回行うと、大きな石鹸のかたまりは普通の石鹸の大きさに細かく裁断される。
人間が適当にやるものだから、できた一個一個の石鹸は形が不揃いである。会社のロゴや字が書いてあるプレス機があって、一個一個の石鹸はプレスされ、製品となる。
裁断されたばかりの石鹸は、みな少しずつ大きさが違う。それをプレス機で強引に圧縮するので、一個一個の石鹸は重さが違うと思う。
私はやったことがないけれども、同じメーカーの同じ石鹸でも重さがみな同じかどうか、興味がある方は測ってみてほしい。
小学校2年生のときに、今はなきミツワ石鹸の工場に父に連れて行ってもらった。当時はまだオートメーションは普及していなかった。
さて石鹸の作り方であるが、まず熱して解けている石鹸の原液を、車輪が付いた茶箪笥大の箱に注ぐ。その箱は周囲4面が外れるようになっている。石鹸が冷えて固まったら、4面を外す。そうすると、大きな石鹸のかたまりが台車の上に乗っている恰好になる。
針金で茹で卵を薄くスライスする道具があるが、それの親玉のような装置があって、台車を押して針金の中に突っ込んでいく。それを針金の方向を変えて3回行うと、大きな石鹸のかたまりは普通の石鹸の大きさに細かく裁断される。
人間が適当にやるものだから、できた一個一個の石鹸は形が不揃いである。会社のロゴや字が書いてあるプレス機があって、一個一個の石鹸はプレスされ、製品となる。
裁断されたばかりの石鹸は、みな少しずつ大きさが違う。それをプレス機で強引に圧縮するので、一個一個の石鹸は重さが違うと思う。
私はやったことがないけれども、同じメーカーの同じ石鹸でも重さがみな同じかどうか、興味がある方は測ってみてほしい。