院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

三浦和義元社長逮捕に関するマスコミの姿勢

2008-03-02 08:33:00 | Weblog
 ロス疑惑で有名な三浦和義元社長がサイパンで逮捕された。わが国のマスコミは、なぜこれに抗議しないのだろうか?

 三浦はわが国の三権のひとつ最高裁で無罪が確定した人物ですぞ。限りなく黒に近い灰色だったとしても、最高裁で無罪が確定したら、タテマエとしては善良な日本国民ですぞ。

 善良な日本国民が外国で拘束されたら、すぐさま非難の声をあげ、身柄の引き渡しを求めるのがスジではないか?

 マスコミはタテマエが大好きだ。だったら、ここでもタテマエを貫いて、三浦逮捕の不当性を声高に叫ぶべきである。なぜ、三浦の場合だけタテマエを捨てるのだろうか?

 三浦の場合だけタテマエを用いないなら、三浦の少年時代の犯罪についても一言触れるべきである。

 三浦は高校時代、いちはやく火事を通報して、地元の新聞に「お手柄少年」として紹介され、その地方で一躍有名人となった。

 だが、後にその火事は三浦自身が放火した自作自演だったことが分かり、三浦は少年院送りとなった。

 そのとき、裁判官が三浦に「君は司法修習生より頭がよいのだから、その頭脳をよいことに使いなさい」と諭したそうだ。(少年事犯では知能テストを行う)。

 以上のような三浦の特異なキャラクターについて、マスコミはかたくななまでに言わなかった。少年事犯には触れないというタテマエを守ったのである。それなら、今回もタテマエを守れと言いたい。すなわち、マスコミ一丸となってアメリカに対して、三浦逮捕に抗議すべきである。

 このようなことをまだ誰も言っていない。日本政府も何も言わない。だから、今のうちに私が言っておく。