院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

園芸・家庭菜園

2013-01-20 06:31:15 | レジャー
 私の小学校に「園芸部」があった。むろん花壇で花を育てたりするクラブ活動なのだが、私は最初のうち「演芸部」だと思って、落語や漫才をやるクラブだと思っていた。

 植物を育てることは、小学校時に少しはやったが、のめりこむことはなかった。第一の理由は植物が育つ速度が遅すぎたからだ。毎日見ても少ししか育っていない。そのため、すぐに嫌になってしまった。子どものころは、一日がとても長かった。

 アサガオの観察という課題を与えられたときには少し熱中した。成績をつけられるというモチベーションがあったからだ。

 それ以来、植物とか園芸とはまったく無縁の暮らしをしてきた。アパート暮らしではプランター程度の園芸しかできない。30代で初めて名古屋の僻地に狭いながらも自分の一戸建てを買ったとき、6畳ほどの庭があった。庭があることが嬉しくて、そこで家庭菜園を始めてみた。(これは前々回にも述べた。)

 結果は惨憺たるものだった。大根、カボチャ、キュウリなどを植えたが、収穫は大根は虫にやられて全滅、カボチャはうらなりの実が一個、キュウリは5本くらい採れたか?八百屋で買ったほうがどれだけ安くておいしいことか。

 以来、再び引っ越してもう少し広い土地に住むようになったが、家庭菜園をやろうとは毛ほども思わない。やはり野菜は農家というプロには絶対にかなわないことを思い知っているからだ。

 私は凝り性で、いろんなことに凝ってきたし、今も凝っているが、園芸だけは駄目だった。だから、家庭菜園をこつこつとやっている人の気持ちが分からない。(私の血液型がA型だからだろうか?八百屋で買うよりおいしい野菜が山ほど採れるなら話は別だが。)