院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

凝りすぎてつまらない脚本

2013-01-25 05:21:24 | 芸能
 2011-07-17 のこの欄の記事で、2012年はモデル・女優の武井咲さんの年になって、武井咲さんは大ブレークするだろうと予想した。そのとおり、2012年には武井咲さんはドラマ「Wの悲劇」「東京全力少女」と2本のテレビドラマに主演し、NHKの大河ドラマ「平清盛」にも出演した。

 好演だったと思うが、上記のドラマは3本とも面白くなく、途中で見るのをやめてしまった。視聴率はいずれも2ケタに達しなかった。だが、これは武井咲さんのせいではない。そもそも脚本が面白くなかったのだ。

 いずれの脚本も凝りすぎてかえって失敗している。テレビドラマなんて慰みに見るものだから、ストーリーを複雑にする必要はないのだ。水戸黄門がワンパターンで成功していたことに倣えばよかったのだ。脚本家の妙な野心を感じた。

 米倉涼子さんの「ドクターX」は、むちゃくちゃな設定で、手術もありえないようなものだったが、面白くて最後まで見てしまった。じっさい視聴率も2ケタで成功した。テレビドラマはそれでよいのだ。

 2013年は剛力彩芽さんの年だそうだ。剛力さんは国民的美少女コンテストの予選で落ちたそうだが、スカウトされて芸能界に入った。武井咲さんも米倉涼子さんも、国民的美少女コンテストで何かの賞を取っている。

 剛力さんは今「ビブリア古書堂事件手帳」というドラマに出ている。このドラマは今のところ、2ケタの視聴率を得ている。同名の小説をドラマ化したものだが、ドラマの2作目は1作目より面白くなかった。でも、助演にEXILEのAKIRAさんを起用したのは成功だと思う。

 小説の「ビブリア古書堂」はすでに漫画化されていた。その漫画を以前に読んだが、漫画化に成功していなかった。ドラマ化はどうか、今後に注目している。