院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

山陰駆け走り旅(2)(出雲大社)

2014-05-08 18:02:07 | レジャー

(出雲大社本殿、写真はすべてウィキペディア「出雲大社」より引用。)

 出雲大社については古事記、日本書紀に記載がある。だが、江戸期に八百万の神が神無月(10月)に出雲大社に大集合すると言われるようになってから、ようやく全国の信仰を集めるようになったらしく、それ以前のことがほとんど分かっていないのは、松江城と似ている。

 平成12年、境内から3本の大柱が発掘され、出雲大社はもとは高層建築だったと分かった。


(発掘された柱。直径1メートルほどの大木が3本組まれている。)

 発掘された柱は鎌倉時代のものと考えられ、わずかに鎌倉時代のことでさえ、ほとんど分かっていないことに驚かされる。当時、山陰は都から見れば辺境だったのかも知れない。


(柱から推定された、当時の社殿の構造。長い階段が前面にあったと考えられている。)