(ビックカメラHPより引用。)
3Dプリンターでピストルが造られたとか、製造現場でもう金型が要らなくなるとか、なにか革命的な技術が創造されたかのように報道されるが、3Dプリンターはさほど革命的な技術ではないと思う。
所詮一つの材料(樹脂)で外形をこしらえるだけだ。カラープリンターやヘリカルCTのほうがよほど革命的だ。
カラープリンターは、カラー写真に劣らない品質の映像を印刷する。それまでにインクの配合など、どれだけの試行錯誤がなされてきたか計り知れない。
ヘリカルCTもCTの平面画像を何千枚とコンピュータ処理して3D映像を作り出す技術だ。臓器表面のグラデーションなど、どうやって実現したのだろうかと思わせる。
それらに比べると、3Dプリンターは物体表面をスキャンして、ヘッドをそのように動かすだけの技術だから、どうということはないのではないか?そう思うのは、私が機械の素人だからだろうか?