(産経新聞社刊。)
「自衛隊を凌辱しつづけるのは危険である」と述べたのは故山本夏彦翁である。いざというときに守ってくれないよ、と夏彦翁は言った。当時、自衛隊を一大暴力集団だとののしる人たちがいた。
そういう人たちが死に絶えたからか、災害救助での自衛隊の働きが目覚ましかったからか、自衛隊を悪くいう人は少なくなった。でも、まだいることはいる。
上の本によると、徴兵制で兵を集めても役に立たないという。理由は、やる気のない者を訓練してもゴールは知れていること。高度化した兵器や作戦を取り扱うのは、プロ集団なければできないこと、だそうだ。なるほどと思う。
例えば、病院という組織をすべて素人に任せたら何もできない。点滴などの手当てはむろんできないし、レントゲン装置を立ち上げることさえできない。10年かかっても多分まともに病院を運営できない。現代の軍隊も同じだろう。
本書には、わが国では学校のどこの過程でも兵法を教えないとあった。ビジネス社会でも兵法は重要で、アメリカでMBAを取ってきた人は兵法を習っているという。身近かにMBAをもっている人がいないから、本当かどうかどなたか教えてほしい。
「自衛隊を凌辱しつづけるのは危険である」と述べたのは故山本夏彦翁である。いざというときに守ってくれないよ、と夏彦翁は言った。当時、自衛隊を一大暴力集団だとののしる人たちがいた。
そういう人たちが死に絶えたからか、災害救助での自衛隊の働きが目覚ましかったからか、自衛隊を悪くいう人は少なくなった。でも、まだいることはいる。
上の本によると、徴兵制で兵を集めても役に立たないという。理由は、やる気のない者を訓練してもゴールは知れていること。高度化した兵器や作戦を取り扱うのは、プロ集団なければできないこと、だそうだ。なるほどと思う。
例えば、病院という組織をすべて素人に任せたら何もできない。点滴などの手当てはむろんできないし、レントゲン装置を立ち上げることさえできない。10年かかっても多分まともに病院を運営できない。現代の軍隊も同じだろう。
本書には、わが国では学校のどこの過程でも兵法を教えないとあった。ビジネス社会でも兵法は重要で、アメリカでMBAを取ってきた人は兵法を習っているという。身近かにMBAをもっている人がいないから、本当かどうかどなたか教えてほしい。