院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

男女が似すぎるとどうなるか?(4)(男女間には差異が必要)

2014-06-25 05:17:27 | 文化
(ブランド colobockle

 男女は歴史上つねに、たがいの差異が強調されてきました。あらゆる民族で男女は衣装が違っています。髪形も違います。男女は「違う」から、それぞれに存在価値があるのであって、男女の違いをなくそうとする文化はこれまでにありませんでした。

 ある国では男女全員に同じ国民服を着せたましたが、髪形まで同一にさせることはできませんでした。その国も豊かになるにつれ、男女差がはっきり分かるような服装になってきました。

 男女は異性が自分と違うところに惚れます。それは身長だったり、毛深さだったり、皮下脂肪の厚さだったりします。当然、衣装や髪形など人為的に変えられるところは、どんなことがあっても同じにすることはありませんでした。

 ところがイクメンだけは例外のようです。男女均等の掛け声のもと、夫と妻は限りなく同様であるべきだされるようになりました。こうした男女の差異をなくそうとする試みは歴史上一度もなかったことです。これで生物としての人類は本当に繁栄できるのでしょうか?

 アメリカの調査で、夫が家事育児を妻と同じようにやればやるほど、SEXの回数が少なくなるという結果が出ました。調査は「異性が自分と似ていると性的に魅かれなくなるのだ」と結論しています。ためにする調査なのかもしれないですが・・。