焦電センサーRE-210(秋月で100円)またはRE-200B(イーエレで90円)と専用制御IC_BISS0001(イーエレで10個以上@120円)を使って、焦電型赤外線センサー(人感センサー)をユニバーサル基板で製作してみた。その他はCRのみで特殊なものは使っていない。参照回路に対し、動作確認用のLEDと、暗い時だけ動作する様、cdsによるキャンセル回路とその調整RVを追加した。(良く皆さんが目にしている防犯センサー灯の中身である)焦電センサー用レンズが5種類(秋月で各300円)有り、今回使用した部品の中で飛びぬけて高価である。(センサー距離や角度によって写真の様な円筒形のものとフィルム状のものが有る)これが無いと、動作しっぱなしになる。
ちなみに、部品集めや、配線が面倒という方にはKIT(秋月製K-101)が1500円で販売されている。
毎回だが、サークルでも製作出来る様に、実体配線図をCADで設計した。何回か試行錯誤の上、配線のクロスは無くなった。
いよいよ配線開始。配線完了したが、どうも動作がおかしい。センサーを外しても(簡単に着脱出来るようにソケットを使用)ある周期でON信号が出る。チェックすると一箇所はんだ付けが漏れていた。これを付けて、どうやら正常動作した。OUTPUTはON時”1”である。
しかし、参考回路をそのまま使用(CRによる時定数が有る)している関係で、動作シーケンスが今一理解出来ない。リトリガー(ONの途中でONが入るとその分ON時間が伸びる?)とノンリトリガー(ON時間は一定?)の切り換えスイッチも参照通り付けたが、違いが?これから検証である。抵抗を可変することでON時間調整が出来る様である。
イーエレさんから時定数等の設定について詳しく書かれているページの紹介がありましたのでリンクを追加します。興味津々/赤外線センサー基板
今回のサークルで披露出来そうである。
参考回路「pyrosensor20unit.gif」をダウンロード
ICのデータシート「BISS0001.pdf」をダウンロード
集電センサーのデータシート「RE200B.pdf」をダウンロード