トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ラジカセ修理終了

2008-07-13 22:31:00 | 家電修理

Img_4719_r Img_4720_r 注文していたBTLステレオアンプ用IC(PHILIPS製TDA1557Q)が届いたので、早速修理に取り掛かった。先日のブログでも説明したが、現在使用されているIC(SANYO製LA4663)とピンアサイン(ピン配列)が異なるので逆付けにして、パターンとICの足をストラップ線で接続した(写真を見て自分でも驚いた!これぞタコ足配線・・良い子は参考になさらない様に)。

だがスイッチを入れても、音が出ない。入力信号を印加しても同じ。違う点というと、元ICはStand-byとMuteが別々の端子になっているが、今回使用したICはStand-byとMuteが共通端子になっている。Stand-byは電源ON時+4V、Muteは常時+1V位印加されている。今回のICについてONになる電圧を調べると5V以上(データーシートではMIN8.5V)だった。あまりON電圧を上げすぎると、ON時ボツと音が入るので8.5Vあたりがいいようだ。

Img_4718_rトランジスタでやる方法もあるのだろうけど、フォトカプラを使って、基板側の+4VでONさせ、受光トランジスタのエミッタ抵抗を可変抵抗にして、ICの端子に印加して対処した。コレクタはICのVCC(約16V)を印加してある。

Stand-by電圧を調整していて、気が付いたのだが、ギリギリのところにあると、時間経過(温度上昇か?)と共に片CHが聞こえなくなってくる(IC交換前の症状と同じ)。従って、IC交換しなくても、Stand-by電圧を上げてやれば、正常に鳴ったかもしれない。だから、本当の原因はStand-by制御回路不良かも知れない。

Img_4721_r 音が出たので、組み込んで鳴らしてみたら、モノラル時、音が広がってしまう。スピーカー極性が逆の様だ。データーシートを見ても間違い無いと思ったが、端子極性の呼称がLとRで反対になっていた。いまさら分解するのも大変なので、見える所にあるスピーカー接続コネクタの接続線を入れ替えして対処した。

異なるICで代替して、綺麗に迫力あるサウンドで鳴ってくれると、やったー!といった気分になる。12時間連続稼動させているが、問題無いようである。でも、放熱フィンがかなり熱くなる。

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電子工作サークル(第23回)

2008-07-13 17:55:00 | 電子工作

Kc280247_r Kc280248_r Kc280249_r 暑い中(教室内は涼しくて快適)予定通り開催。完成した2名の「30分スリープタイマ」の配線図とのチェックを行い、夫々2箇所ほど、未配線や誤配線があり、これらを修正したら、見事動作した。

だんだんと、ミスが少なくなって来ている。生徒さんから、回路の動作や部品の質問があったので説明をした。最初に勉強した回路部品の中に、今回使用している、フォトトライアックやトライアックの説明をしていなかったので、これらを重点的に説明。光で伝達していることに驚いた様だ。

人感センサーも披露、早い人には、次回から製作に取り掛かってもらう予定。

持ってきてもらった生徒さんの作品を含め、帰りにエントランスに展示させてもらった。

LED花火(基本、アレンジ)、電子サイコロ、電子ピアノ、光ファイバーイルミネーション

電子サイコロは使用方法の説明書きを、サークルの宣伝ポスターも貼ってもらった。

次回は「親子電子工作教室」でボイスレコーダ製作で、生徒さんが指導にあたる。楽しみである。

これを機会に新メンバーが増えることを期待している。

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