15組の親子が全員時間通り集まり、いよいよ開校。動作原理、部品の見方(抵抗のカラーコード等)、注意事項等を簡単に判りやすく説明した後、製作開始。
最年少は小学1年生の男の子、予想に反し、女の子の参加も多かった。
部品点数が多いので、時間(3H)内に終わるか心配したが、スタッフ(電子工作サークルのメンバー)が、今日は教える立場で熱心に対応、全員が30分前には出来上がった。一発で動作した親子も、録音した自分の声がスピーカーから聞こえ、歓声が上がる。でも、4組がどうやっても、時間内にトラブルシュート出来ず、預かって今週の土曜日までに引き渡すことにした。
また、メンバーの方からクローンコエ(植物)の提供もあった。
今回の塾で、少しでも電子工作の楽しさを味わえたとしたら、幸いです。
本キットの使われているボイスレコーダーICの回路図「apr9600.pdf」をダウンロードです。設定を変えることにより、メッセージを最大8個入れられますので、興味の有る方は挑戦してみて下さい。
ブレッドボードの接点構造
ピンヘッダが太く、これをブレッドボードに差し込むことによって、接点が広げられて、同じ接点に接続されている部品が接触不良となって、差込の具合で動作しなかったりしたものと思われたが、ブレッドボードを分解してみると、接触部分は1ピンずつ独立しており、その様なことにはならない様だ。従って、部品およびジャンパー線挿入部の接触を全て確認していくしか方法は無い様だ。
今までの経験から、動作不良の原因は、この接触によるものが多く、厄介である。
ブレッドボードに差し込まれるリード線長さは約7mm必要!
go-yaさん、コメント有難うございます。
【NJM386によるスピーカー出力増加について】
実験はしておりませんが、次のようにすれば、使えるかと思います。
1.スピーカーを外します。
2.ボイスレコーダー側のスピーカー出力はバランス出力になっているので、スピーカー出力マイナス側を電解コン(1μF以上)で電池マイナス側に接続します。電解コンの極性はスピーカーマイナス側が電解コンのプラス、電池マイナス側が電解コンのマイナスに接続します。
(スピーカー出力+-をテスターで測定すると、電源電圧9Vの場合+2Vでした)
3.スピーカー出力プラス側に、もう1個の電解コン(1μF以上)のプラスを接続、マイナス側をNJM386の信号入力(下記可変抵抗)に接続します。
4.「NJM386.pdf」をダウンロードはデーターシートの「標準応用回路26dB」で製作します。
NJM386アンプのマイナス側はボイスレコーダーのマイナス側と接続します。
NJM386はゲインが高く、そのまま直結すると歪むので、「標準応用回路26dB」の通りボリューム又は半固定抵抗10kΩを入れます。
これで、大きなスピーカーでも鳴ると思います。問題が有ればメール下さい。質問に応じます。