ユニバーサル基板の配線用として、0.26mm径のスズメッキ線を使用していたが、整理が悪く見つからない。探していると、以前ダイソーで購入した真鍮製細線#30(0.28mm)が有ったので、これを使って見た。銅線も購入したのが有ったが、これは少し置いておくと表面が酸化して半田が付きにくくなる。その点、真鍮は錆びにくく、細線の場合は半田も乗ってくれる。
100円で結構な長さ(30m)が有るので、これは使えそうだ。
電気抵抗率は、銅:1.68 × 10-8、黄銅:5~7 × 10-8と大きくはなるが、短距離なので全然問題にならないだろう。
熱伝導率W/(m・K)は、銅:398、真鍮:106となる。
実は、コンデンサ(高級品は除く)や抵抗器のリード線は「スズメッキCP線」が多いらしいです。
CP線とは
軟鋼線(JIS-G-3505)を心材として、外周に銅を厚めっきした鋼材で、主に硬質で使用し、導電率は30%IACSです。鋼心が入っているため、線の曲げに対する腰が強く、自立性が優れており、電子部品のリード線として最適です。
ということで、磁石にくっつくという謎が解けたでしょう。