もともとアマチュア無線のアクティビティは、そんなに高く無く、修理や工作の合間、気晴らしに無線機のスイッチを入れる。
メインは21MHzだが、土日、50MHzは嘘の様に遠くの局がガンガン聞えてくる。トランシーバーはトリオのTS-660(OMからの借用品)という出力10Wの古い機種で、Sメーターも振れ過ぎるのかも知れないが59+20~+40dB振っている。
TS-660はDC12V専用なので、パソコンから外したATX電源でAC100V運用している。
今日は、1時から電子工作サークルが有るので、11時~12時頃までだが、4,5,6エリアの局が聞えており、何局か交信する。
サークルが終わって、6時過ぎにスイッチを入れると、コンデションが変わり、今度は8エリアの局が聞える様になっていた。これも2局ほど交信した(コンテストがやられていたので)。
アンテナが7m高ディスコーンアンテナなので、やはりビームアンテナ局(殆どそうだが)に消されて届かない様だ。
しばらく、このコンデションが続いてくれれば良いのだが。
JARLメールマガジンによると、50MHz帯でヨーロッパがオープンするなど活発な様です。
1.照度計の改良(単一電源用OP-AMPのオフセット電圧により真っ暗な状態でも表示がゼロにならない場合が有る)をお願いした。
先日のブログで紹介した、RS232CインターフェースIC(ICL3232)を使ったOP-AMP用+-電源を追加する様、急遽図面を作成して改造してもらった。
動作原理についても、回路図をホワイトボードに書いて説明した。
使用する部品が秋月で下記の様に安く入手出来る様になったので、出来る技だが。
[I-02739] RS232CインターフェースIC ICL3232CPZ(25個入)1レール ¥1,500(税込)・・・60円/個
[P-04148] 絶縁型ラジアルリードタイプ積層セラミックコンデンサ10μF25V5mmピッチ(500個入)1袋 ¥1,000(税込)・・・2円/個
早い方は、回路図を基に自分で実装検討して製作したので、回路図の追加部分を基に空きスペースに追加してもらった。私の回路図ミスも有り、実験通りの電圧が出ない。
何とか回路図通りとなったが、それでも-(マイナス)電圧が出ない。
ジャンパーしているメッキ線が酸化していたのだろう、半田が完全に付いていなかったので、チャージポンプ用コンデンサーが接続されず出なかったものだ。
これを付けてOKとなった。
もう一人の生徒さんは、この図面通り製作してもらって動作確認したが、チャージポンプ回路は動作しているのだが、5V用3端子レギュレータの出力が5Vにならず、電源電圧に近い電圧が出ている。
これも半田付け不良だった(レギュレータのGND端子が電気的に接続されていない)。
スズメッキ線は酸化しにくく良いのだが、結構、半田が付き難い。半田コテを十分当てて半田を流しこむ必要が有る。
これで動作はOKとなったが、LCD表示しない。試作した照度計で動作しているPICに差し替えても動作しないので、ハードに間違いが無いか、私が持ち帰って確認することにした。
尚、LCDは問題無かった。
2.RS232C光伝送
依頼していたメンバー員が都合でしばらく来られなかったが、久々に参加した。
通信状況を実演。他の用途にも使えそうとのこと。
自作PICプログラムが動作せず行き詰まっていたので、吉本先生とマンツーマンで不具合箇所を見つけていた。どうやらLCDのアプリと合わない様で、再調査することになった。
ブログの修理記事を見た方から下記メールが有った。
「ラジコン(RC-32R)は送信機を車両で踏みつぶし、粉々ですが、部品はあります。
また、同様の送信機を入手していますが、周波数が合わないのか動きません。
送信機や受信機、破損した部品等は送付できます。
修理して頂けないでしょうか?」
詳細を確認したところ
「入手の送信機は破損品とは、型式の末尾が違っています。(DB722とCB778A)
この末尾が受信機とも同じで基盤にも記載されています。
設定端子は受信機と破損した送信機は合致していますが、入手品とは違っています。」
更に周波数確認すると
「部品番号X401(CB778A)に記載されているのは「295.8625 TS114 NDK98G」壊れた基盤(DB722)のものは「296.6875 TS114 NDK02H」です。
この部品(水晶)の外観状態は壊れていません、ただし接着剤で基盤に密着されています。
また、CB778A側は「フック格納」の押しボタン機能が追加された送信機です。
また、同基盤には手書きで番号が書かれていますが横線で番号が消されて「2002/06 CB778A」となっています。」
取り掛かっているラジコンの修理が完了してからと断った上で、基板・周波数・設定の写真を送ってもらったところ、修理出来そうな感じがしたので送ってもらった。
型式の最初のアルファベット(C,D)が周波数、数字3桁がアドレス設定、最後のA有り無しが機能のバージョンだと考えられます。
カスタムICはホビーラジコンでも有名な双葉電子工業製だ。
見ると、ケースは粉々になっているが、基板はガラス基材エポキシ樹脂なので、折れてはいるものの切り離されてはいなかった。
まずは、壊れていない送信機のケース上蓋を外し、水晶振動子とアンテナ出力の波形を見て見たところ、問題無さそうなので、壊れた基板から水晶振動子を外して交換する。
ちなみに水晶の発振周波数は送信周波数の1/6となっている。
水晶振動子は衝撃で壊れない様に基板に接着されているので、カッターの刃を入れて切り離す。
また、コード設定用のDIPスイッチが8ポジション×2有るので両方メモしておく。後に受信機側の設定と見比べたところ、当たり前だが一致していた。
交換した後、電波が出ているかオシロで波形確認したところ観測出来たので、次にICOMのオールバンドレシーバーIC-R9000の受信周波数:296.6875MHz、モード:CWとし受信する。
変調音が聞こえる。
受信信号レベルが最高になる様に発振周波数と発振回路の同調コイルを調整する。
オシロでアンテナ出力を見るとP-Pで84mVだった。
受信機側も蓋を開けて、DC24Vを供給する(最初12V印加したところ動作するので、依頼者に供給電圧を確認したところ24Vとのことだった)。
アンテナ代わりに50cm程度のコードを接続して、送信機を操作したところ、操作と一致したポジションのLEDが点灯、どうやら正常に動作している様なので、距離を離して行くと10m程度までは動作OKだったので、組み上げて発送。実環境で最終確認してもらうことにする。
送信機がA機能になったので、「フック格納」の押しボタンを押すと受信機側では表示の無いLEDが点灯する。
アンテナはM型コネクタが2個有るので、ダイバシティーなのかも知れない。これだともっと距離が伸びてくれるだろう。
同じタイプの送信機がヤフオクで現状58,000円の値が付いていました。
先日紹介した古い周波数カウンターだが、表示がデタラメになるということで原因調査を開始した。
電源投入直後は正常に表示しているが、しばらくするとおかしくなる。
電解コンデンサは全てOSコンに交換したのだが、変わらない。
オシロで各部の波形を見てみることに。
信号増幅・波形整形部
信号が印加されると異常発振を起こしている。CAN(金属製)タイプのトランジスタが5個ほど使われているが、この1個のケースに指を触れると発振が止まるので、急冷スプレー(エアーダスターを逆さにすると急冷ガスになる)を掛けて見ると、近くのパスコン(0.01uF)または発振止め?(50PF)のところで止まる。トランジスタは冷やしても変化無し。
カウンターロジック部
入力信号が正常でも、表示がデタラメになるので、各ロジックICに急冷スプレーを掛けてみる。
すると入力部のIC(SN74S112A)のところで、周波数が正常に表示される。
SN74S112A:DUAL J-K NEGATIVE-EDGE-TRIGGERED FLIP-FLOPS WITH PRESET AND CLRAR
若松通商に在庫が有った(105円/個)ので注文を入れた。
以上、交換して確認したいと思う。
これで治ればしめたものである。
先日のブログに書いたがEOS kiss Digital用標準ズームレンズが故障したので、手持ちのTAMURONズームレンズを使用していたが、最短撮影距離が長く小さな部分が撮影出来ないので、オークションで探していた。
新品(人気カメラがレンズセットでしか売られて無く、レンズは必要なかったので出品したという品物)のCanon EF-S 18-55/3.5-5.6 ISが出ていたので9000円弱で落札。
届いたので、早速撮影してみた。
今度のは光学式手ブレ補正機構搭載なのでスローシャッターでも、ある程度手ブレが軽減(シャッター速度換算で約4段分の手ブレ補正効果)出来て便利である。最短撮影距離も
0.25mで接写が出来、写りも以前のより露出がピッタリ合って良さそうだ。
茨城県に長年住む私として気になっているのは、いまだに「いばらぎ」と言ってるキャスターやアナウンサーがいるということ。
かくいう私も、秋田から茨城に来るまでは、てっきり「いばらぎ」が正しいと思っていた。
何故そうなったかを検索すると【茨城はいつから「いばらき」になったのか!?】 に解説されている。
『いばらぎじゃなくていばらき』および『続いばらぎじゃなくていばらき』の著者 青木智也さんの解説である。
これによると、昔から「いばらき」という呼び方は変わっていないが、茨城の独特のお国訛りから、当人は「き」と発音しているつもりでも他県の人には「ぎ」に聞えてしまうらしいのです。
ということで、灯台下暗し、発祥は「茨城人」にあるらしいのです。
若い人は、気を付けて発音しているので間違い無いのですが、お年寄りは、そう聞える方が多いと感じます。
皆さん、地元の方でも「いばらぎ」と聞えたりしますが、これからは「いばらき」と呼んでください。
茨城に関連して、地元の「茨城新聞」は創刊当時「いはらき新聞」でした。