今週の1冊は「オーナー・サイダー ルールの闇」小宮 城 著(KKベストセラーズ)
小宮ブログをご覧いただいた方が話が早いのだが、馬主サイドから馬券を購入していくうえでのルールが記載されている。
まずはルールを知らなくては勝負にならないので、その辺を知りたい人には必読。
が、ルール遵守だけでは勝ち残ってはいけない。
自分の都合のいいようにルールを利用していくのが勝ち組だ。
もっと言ってしまうと、自分の都合に合わせてルールを書き換えてしまうのが正義で、力だ。
国際ルールに則って、なんて言っていたら、日本の領土はどんどんと無くなっていく。
確かに、日本が戦争に負けたときには、アメリカは朝鮮なんて国を認めていなかったが、歴史が流れていく中で、アメリカの有益性に応じて、韓国も独島も認めている。
本当に問題を解決しようとするならば、誰に向けて発信すればいいのか。
少なくても一国の宰相というプロならば、英語で伝えて貰いたい。
ルール無用の正義が無くては勝てない。
ルールも知らずに、はずれ馬券を買い続ける負け組だ。
話を本に戻そう。
小宮氏のように、オーナーの動向が分かる立場にない我々は、盲目に彼らのような人々を信じるしかないのか。
流されていきたければ、どうぞだけれども、少なくても馬券をやる人間は、自分を信じているから何かに賭けているのではないだろうか。
どんなにオーナー向けの馬券でも、馬ができていなければ馬券にはならない。
馬ができているかどうかを知るにはどうすればいいか。
それは馬が発する言葉を聞けばいい。
そのためには調教で、馬の状態を見分けられるようにならなくてはいけない。
というのが変わらない私の馬券の姿勢です。
札幌のダート重賞「エルムステークス」
ダートレースの調教判断は芝レースよりも私的には難しいのですが、4番、5番、6番の社台系とエスポワールシチーの争いと見ます。
馬主的な見方をすれば、優駿ホースクラブは勢いが下降気味。
これくらいの重賞は勝ってもらいたいのですが、難しいですかね。