２回東京６日目

「ＮＨＫマイルカップなんて、ニュージーランドトロフィーの上位馬を買っていればいいだよ」
「エーシントップだよね。外国馬でしょう。ＮＨＫマイルカップってダービーに繋がっているだよ。外国馬が勝っても出られないでしょう」
「おいおい、いつの話をしているんだよ。何年も前に外国馬にも開放されているんだよ」
「だが、その壁を破った外国馬はまだいない」

＜ＮＨＫマイルカップ＞

【Ｓランク】２頭
○15番エーシントップ
先週の動きではつけ入るすきもありと思っていたが、今週の動きは強力。まさか今週も凡走はないよね内田騎手。
○17番インパルスヒーロー
今週は２頭併せで遅れるも、先週の追い切りで仕上げられており、手綱も絞られている状況。

【Ａランク】２頭
９番コパノリチャード
時計はいい。調教的には強く追わないので、良し悪しが判断しづらい。アーリントンＣの比較としては下と見る。
７番ゴットフリート
前回のＮＺは出遅れ、位置取りも厳しく、馬場もあって末脚がなんて言い訳をしていては勝てない。先週の調教は僚馬、ガイヤースヴェルトに完敗。今週の動きは気合いはあるも何かもの足りない。

【Ｂランク】４頭
○13番シャイニープリンス
３連勝中。調教映像が途中で判断しづらいが好調はキープしている。
○10番ガイヤースヴェルト
１週前の追い切りは圧巻。今週は抑えぎみも十分に好調さが伺える。何故ダートデビューなのか。
４番マイネルエテルネル
調教は位置取りの関係で単走に。Ｇ１として評価すべき点はなく、この馬の資質からは坂のある東京は苦しいと見る。
○３番ストーミングスター
バランスがいい点がこの馬の特徴。先週はＤコース終い中心がいい動きを見せていた。今週は併せ馬２頭がよれて調教的に失敗も、３頭併せの真ん中でバランスを崩すことなく突き抜けた。気合十分。不安は馬体重。

【Ｃランク】５頭
12番フラムドグロワール
藤沢和雄厩舎としては真骨頂のコースと距離。休み明けという条件は厳しい。１００％体調も戻っていない状況と見た。
○８番マイネルホウオウ
２週続けの坂路調教。傑出してはいないが評価以上の動きを見せている。
○６番レッドアリオン
先週の２頭併せでＮＺ以上の動き。この馬を発展途上としてみれば前肢に対して後肢がまだ甘い点が気になるが、今週も単走ながら合格点はつけられ
16番サトノネプチューン
抑え気味も状態は悪くないがインパクトは弱い。
○14番ローガンサファイア
先週は調整、今週の動きも牝馬としては及第点。前肢の弱い点が気になる。浜中騎手の意地の見せどころ

【Ｄランク】４頭
１番アットウィル
馬の素質としてはいいものを持っているが、加速したときのバランスが欠けており、大成は厳しい。
２番ザラストロ
先週坂路で早いところやっており、今週は調整程度のために参考にならず。近走の戦績は騎乗ミス。４角までニュートラルで直線いかにギアチェンジさせていけるか、非常に乗り方が難しい馬。初乗りの武騎手がどこまで巧く乗れるか。
18番モグモグパクパク
状態は上向きも、このクラスでは善戦までか。
５番ディアセルヴィス
先週、今週の動きからはヒカルものは感じられない。

【Ｅランク】１頭
11番カシノピカチュウ
直線重視に調教。柏木氏のようなオーナーが報われるべきだと考えるのだが。

Ｓランク馬とＢランク馬が馬券的には主役と見ます。
１０番、１５番を軸に３番、８番、１３番、１４番、１７番といったところでしょうか。

賞金値的には均等でＤランク以下の馬が台頭するのは厳しいと見ます。


新潟まで調教を見る余裕がないので、
４番ダコールを軸に２番、７番、１０番、１１番、１６番