Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

藤枝でワヤンでした

2013年07月30日 | 家・わたくしごと

 先週の土曜日は藤枝市郷土博物館で、ワヤン・トゥンジュク梅田一座によるワヤンの公演がありました。浜松から車ででかけたので駅からの距離というのはわかりませんでしたが、なんだかとっても静かで、蓮華寺池という素敵な名所の隣に立つ博物館でした。今まで上演したことのない場所は緊張しますが、それでもバリのワヤンを初めて観ていただけると思うと張り合いもあります。
 演目はこの12月から続けている「スプラバ使者に立つ」です。繰り返し上演してきたせいか、なんだか演目もだいぶ板についてきました。この演目は来週8月7日の横浜公演が区切りで、次の自主公演から新しい演目に挑戦です。横浜公演はすでに完売だそうです。
 今回の公演では、はじめに短めのレクチャーを頼まれました。初めての試みで、グンデルをスクリーンの前(影の映る側)に移動させて演奏しました。というのは、どうしても初めて上演する会場のお客様は「影絵」ですから、影側が見える場所にお座りになります。ですので、それに合わせて、やはり演奏も見て、聞いていただことという趣向でした。演奏者の皆は少し恥ずかしかったかもしれないですね。
 こんな感じです。http://blog.goo.ne.jp/wayangtunjuk/e/b31dce5b928b70b0c0df1a41e8d56585

 また今回、新たにダランの補佐役(クテンコン)を、浜松の大学の学生に担ってもらいました。これから東海、中京地区で上演することも多くなると思います。一座の公演ですが、いろいろな方にお手伝いをいただいて各地で上演していきたいと思っています。