Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

梅雨はどこへ行った?

2014年07月01日 | 家・わたくしごと
 6月末に続いた静岡、浜松のワヤン上演が終わり、7月に入りました。湿気を感じることもありますが、それでも今日も晴れになりそうな気配。梅雨はどこにいってしまったんでしょう。水不足で天竜川の出水を少しずつ制限していることをニュースで耳にしました。雨が降るのも嫌ですが、水不足なんて言葉を聞いてしまうと心配になってしまいます。やっぱりほどほどに降ってもらうのが一番か?
 今日は日本の安全保障において大きな転換となる日だ、と朝のNHKニュースは言っています。明るく照りつける太陽は、そんな日本の姿を古の時代から見つめてきているんですね。何か言ってくれれば、どっちに転んでもとてもいいアドバイスになるとは思うのだけどな。気長にそんな言葉が発せられるまで待っていることだってできるだろうに。何を急いでいるんだろうね。何を焦っているんだろうね。
 ボブ・ディランの《風に吹かれて》の歌詞とギターの響きが頭にめぐっています。政治家のみなさんも、風に吹かれながら、山や海の空気を思いっきり深呼吸して、はいもう一度……。底知れぬ暗闇が見えてきましたか?人々の叫びが聞こえてきましたか?

  どれほどの道を歩かねばならぬのか
  男と呼ばれるために
  どれほど鳩は飛び続けねばならぬのか
  砂の上で安らげるために
  どれほどの弾がうたれねばならぬのか
  殺戮をやめさせるために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

  どれほど悠久の世紀が流れるのか
  山が海となるには
  どれほど人は生きねばならぬのか
  ほんとに自由になれるために
  どれほど首をかしげねばならぬのか
  何もみてないというために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

  どれほど人は見上げねばならぬのか
  ほんとの空をみるために
  どれほど多くの耳を持たねばならぬのか
  他人の叫びを聞けるために
  どれほど多くの人が死なねばならぬのか
  死が無益だと知るために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

http://20th-century.hix05.com/Bob-Dylan/dylan01.blowin.htmlより引用。