4月上旬、ジャカルタに行ったついでにJKT48シアターに寄ってみた。といってもコンサートを見に行ったわけではなく、ショップに新譜CDを購入するために出かけたのだった。高級なショッピングデパートの4階だったと思うが、自分とは全く無関係なデザイナーブランドが並んでいるようなショッピングセンターの一角にある。たぶん「安全性」を加味されているんだろう。ショッピングセンターの入口では入念にカバンのチェックが行われる。
午後2時からスタッフが来てお店があくというので、その時間にいってみた。私としては秋葉原のシアターに併設されているAKB48のりっぱなショップを想像していたのだが、まったく期待を裏切られた。店員が2人いて、一人はオーディションの受付、あとの一人がショップ対応なのだが、受付の机にCDが3種類、Tシャツが4種類、あとはちょこちょことグッズが置かれているだけである。これだけ?って感じである。「これしかないの?」と聞いてみると、「うん、今日はこれだけ」という答えが返ってきた。ここは「市場」か、と思わず思ってしまう。
それでもぼくはインドネシア人の「おたく」の皆さんとともにきちんと列に並び、しっかり新譜のCDと若干のグッズをゲットしたのだった。ちなみにぼくの前のお兄ちゃんは、同じCDを4,5枚買っていたが、これは友達に買うのか、それとも投票券と生写真をゲットするために買ったのかは不明である(さすがに知らない人にそんなことを聞けないものだ)。