葉緑素の無い純白の腐生植物
山地のやや湿り気のあるところに生える
ギンリョウソウは本種自体が腐植から栄養を摂るのではなくあくまで菌類に助けられて成長するので 最近は菌寄生植物というらしい
寄生植物とか腐生植物とか言うと他の栄養分を横取りする悪者のようだが 人間とて栄養を他の植物や動物に頼っている(従属栄養生物と言う)のだから 言ってみれば同じ仲間とも言える
ギンリョウソウ:イチヤクソウ科 大きさは10~20cm 下向きに付く花とうろこ状の鱗片葉に包まれた姿を竜に見立てた
葉緑素が無くて栄養を他に頼る以外は普通の草花と同じで つけた花に雄しべと雌しべがありいずれ球形の液果になり茎が倒れるとつぶれて種をまき散らす