渦巻き状の隠れ帯をつけた網を張るので分かり易くウズグモと呼んで片づけているが ウズグモ科の仲間で何種類かいる
垂直の網を張るが満腹の時は渦巻き網は張らず 飢えててくると網を渦巻き型にする
渦巻き型の方が引っ張りに強くなり小さな虫でも確実に振動が伝わって取りこぼしなく捕食できる
この仲間の横糸には2本の糸の間に梳糸(そし)と呼ばれる極めて細い糸が絡まった構造をしていて コガネグモなどとは進化の過程が全く異なると言われている
因みにコガネグモ類も円網を張るが 横糸には粘球糸と言われる糸が張られ 横から透かして見ると糸にツブツブの球が見える