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いずれアヤメかカキツバタ
カキツバタが綺麗な姿を見せている
アヤメ ノハナショウブ カキツバタはいずれもアヤメ科の花でとても似ている
アヤメは外花被片(花びら)の基部が文目(あやめ)模様
ノハナショウブは外花被片の基部が黄色
カキツバタは外花被片の基部が白時に黄色で葉の幅が一番広く(2~3cm)中脈が隆起しない
園芸種のハナショウブはノハナショウブを改良したもの
ハナショウブを略してショウブと言ったりするが ショウブ(菖蒲)はサトイモ科の植物で5月の端午の節句に立てる菖蒲湯はこの葉を使う
カキツバタ(アヤメやノハナショウブも一緒だが)の受粉の様子が面白い
花びらの白い紋が目印でハナバチなどが降りて来ると 白い紋とかぶさる様にある細長い雌しべ・・裏側に雌しべの柱頭と奥に雄しべがある・・に背中の花粉をこすられて受粉させる さらに蜜を求めて奥へ行き帰りに新しい花粉をつけて出てゆく 帰りは柱頭の裏側をこするので花粉の授受はない
何とも見事な仕掛けではないか