初春の花フクジュソウ
元日花や朔日草(ついたちそう)の別名がある 正月に出回っているものはハウス栽培のもの
キンポウゲ科の山地のやや明るい林内などに生える多年草
これまでフクジュソウとされていたものは 現在4種類に分類されている
本州にはフクジュソウ(北海道から本州に分布)とミチノクフクジュソウ(青森から本州に分布)
その他キタミフクジュソウ(北海道の北部と東部) シコクフクジュソウ(高知と徳島)
花は花弁を使って日光を花の中心に集めその熱で虫を誘引している
そのため花は太陽の状況に応じて1~2分で開閉する
夏には地上部が枯れる典型的なスプリングエフェメラル
全草有毒 特に根 根茎には強心配糖体のシマリンが含まれ危険