コモチシダは葉の表面に付く無性芽に由来した名前
夏から秋にかけて葉の表面に無性芽を作る
この芽は地面に落ち条件が良ければそのまま発芽し生長し親株となる
一方で胞子でも繁殖するので子だくさんのシダである
明るい崖地に垂れ下がって生える
シダには花も実もない植物
コケなどと同じ胞子で増える隠花植物
それでもコケとは違い地上に葉を伸ばせるのは
顕花植物と同じく水分や養分を運ぶ維管束がありそれが体を支えているからである
今から4億年ほど前の恐竜が闊歩していた時代に生まれたシダは
植物の歴史の中で維管束を持った最初の種で画期的な進化だった
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