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エゴツルクビオトシブミ

2017-05-31 | 虫類


エゴノキの葉にエゴツルクビオトシブミ
エゴの葉で揺籃を作る オスは首がツルのように長く 体長の半分くらいは首に見える

この虫の仲間は葉を巻いて中に産卵する 巻いた葉を揺籃(ようらん)と呼んでいる
揺籃をオトシブミとも言うこともあり オトシシブミと言う種もいて 更に葉を巻くゾウムシの総称としてオトシブミと言うこともあり紛らわしい
揺籃を作る仲間は多く 日本では30種ほどもいる

揺籃はメスが産卵のために作り巻いた葉の中に卵を産み付ける
オトシブミ亜科では中で成虫になり出てくるが チョッキリ亜科では幼虫が揺籃から出て土中で蛹化する

エゴノツルクビオトシブミは成虫で越冬し晩春から夏にかけて活動する
エゴノキ ハクウンボク フサザクラなどで揺籃を作る
幼虫はウジ虫型で 幼虫成虫共にエゴノキの葉を食べる
大きさはオスで1cm弱程と小さく見つかりにくいが エゴノキのある環境では普通に見られる

エゴノツルクビオトシブミの揺籃


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