山の林の木に鮮やかな薄緑色の繭がぶら下がっていた
ウスタビガの繭だ 正確に言えば幼虫の抜けた空の繭
繭は6月頃に作られてその後上の穴から出て成虫になる(下にも穴があり雨水が貯まらないようになっている)
冬の時期にも色褪せずにぶら下がっているので葉の無い時期には目立つ
メスはこの繭の上や近くの枝などによく産卵するのだが卵は見えなかった
卵で越冬する
ウスタビガ(薄手火蛾)はヤママユガ科のガで100mmほどの大きさ
「手火」は提灯のことで ぶら下がった繭を提灯に見立てた
幼虫はケヤキ クヌギ コナラ サクラなどを食草にする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます