いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

究極の復活アスリート。 ultimate comeback athlete

2010-02-16 19:39:40 | 日記
 やはり、顔もよく知っていて、話も聞いたことがあるアスリート(athlete)が登場する
と、熱くなる。日本のアスリートとなれば、不思議と格別だ。
 バンクーバーオリンピック4日目。スピードスケート男子500mで長島、加藤さんが2
(銀)、3(銅)位に入った。
 (1)長島さんは、1回目6位と出遅れたが、2回目に34秒台の最高タイムを出して、見
事、銀メダルに、(2)加藤さんは、1回目3位と力強い滑りで、2回目も100mラップ9.5
秒台の早さで、終盤伸びなかったがこれも見事な銅メダルを獲得。

 そもそも整氷機の故障でのリンクコンディション不良で1時間以上もスタートが遅れての
レース。(1)1回目の遅れを取り戻す度量のスピード「瞬発力」と、(2)2回目最終組という
マインドコントロールの難しいなかの安定したスピード「持続力」を存分に発揮した、見事
なレースだった。

 長島さんは、前回オリンピックの涙の敗北(13位)からの復活、加藤さんは、今回の公
式練習に入って突如の不調に陥っての、本番での見事な復活だった。スピードスケート
500m日本の伝統を守った。
 バンクーバーオリンピックのメダルはマテリアル(material:材質)の含有率が他の大会
に比較して多く、重くてどれも同じデザインがないメダルだ。(報道)

 アスリート本人の名誉と身体能力(心的作用も含めた)、スキルのパフォーマンス(performance)
に、支えてくれた関係者への思いと国民の期待、ほんの少しの国を代表する心意気(各
比率は、本人にしかわからない)が、スパイラル(spiral)に実力に集約し、発揮した結果
だ。
 特に、この種目はメダルの期待も大きかっただけに、今日の1時間以上も遅れたスタ
ートのアクシデントをさらに克服しての、この結果には人間の究極の(ultimate)アスレテ
ィック・モチーブ・パワー(athletic motive power)の蓄積がある。

 本人の意思とはかかわらずでも、かってに私たち国民は日本の究極の両アスリートの
活躍に心躍り、ストレートに勇気と希望をもらったのだ。すべての国の勝者に賛辞は惜し
まない。
 これからも、日本アスリートの活躍が期待できる種目は続く。楽しみだ。

 国内ではどうか。民主党政権は、スタートでマニフェスト(公約)の腰砕けで失速し、政
府と党を代表する人物の政治資金疑惑には追い立てられて、政権は政党の顔色ばかり
気にして結束を欠く。
 第1コーナーに差しかかって、財政難と言えば4年間据え置くと言っていた消費税増税
を含めた税制改正を論議するは、国民のこちらへの期待は政治主導で、国民生活重視、
既得権政治決別のわかりやすい政治の政権交代だった。

 支えてくれた国民への思い、国を代表する心意気はスタート前に置き忘れての迷走ぶ
りが続く政治レース。
 政治ゾーニング(zoning)を政治主導でクリーンなコンディションに整備し直して、こちら
のレースはスタートからやり直しが求められる。
 

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