(1)以前あるTV番組で天皇の心臓バイパス手術を担当した順大医学部天野篤教授のドキュメントをやっていたが、、いくつもの手術患者を受け持ちほんの休憩時間の食事をバナナでまかない、しかもその間もいくつもの並べられた病室モニターTV画面の患者の様子を見ながらのものだった。
最高評価の医療手術、技術力を持ち、難病のむずかしい手術をこなしていく毎日で負担と責任をひとりで請け負っていく医学、医療勤務事情をみせられた。
(2)政府の働き方改革では、医師の労働時間過多、時間外労働にも問題があてられている。高度医療を提供する大学病院では4分の1が診療体制や患者サービスを縮小(cut back of medical examination)するか、縮小を検討(報道)しているといわれる。
なぜか医師不足が深刻といわれる中で高度医療体制が整っている大学病院に患者が集中して医師の働き過ぎが社会問題化している。
(3)毎年医学系大学から一定の卒業生が出てインターンを経て医師となっていく中で、都市部への高度医療病院に医師が集中して、地方などの過疎地域での病院では医師不足が顕著で医療従事者の配置バランスの不均衡が問題なのではないのか。
患者はいつでも、どこでも発症して治療を必要とするが、病院が夜間の診療を断る、中止するとなれば国民の健康、生命の安全は保障されない。
(4)もちろんその分、地域医療(医師)の役割分担、活用を政府も推進しようとしているが、それも医学、医療全体からみれば公平で公正な対応ともいえない。
いつでも、どこでも患者は発症し、それに適切に応えるには、病院も3勤務交代の24時間体制が求められることになる。
そのための医師不足であり、医師配置の偏重(bias)、集中による現実問題を反映しないインバランス(imbalance)だ。
冒頭例のように最高評価の医療技術力、技能力を持つ医師の場合には、重症患者を救うためためには負担も責任も集中する宿命はあるが、高度な医学、医療技術、知識、能力開発、修得の有能な医師を養成する医学系大学の責任も大きい。
(5)文科省官僚の子弟の優遇入学や女性受験生の得点を一律減点して男性受験生優位の入学基準の医学系大学の不始末が相次いで露呈しては、日本の医学、医療体制も患者の信頼、期待に添えない、応えられないことになる。
日本の医師の過重労働問題は、ちょっとした発熱、病気は家で1週間寝て待ての北欧の病院医師からは信じられないとの感想が聞かれるが、医師労働は働き方改革ではなくて医学、医療体制全体の見直し改革が解決には必要だ。
最高評価の医療手術、技術力を持ち、難病のむずかしい手術をこなしていく毎日で負担と責任をひとりで請け負っていく医学、医療勤務事情をみせられた。
(2)政府の働き方改革では、医師の労働時間過多、時間外労働にも問題があてられている。高度医療を提供する大学病院では4分の1が診療体制や患者サービスを縮小(cut back of medical examination)するか、縮小を検討(報道)しているといわれる。
なぜか医師不足が深刻といわれる中で高度医療体制が整っている大学病院に患者が集中して医師の働き過ぎが社会問題化している。
(3)毎年医学系大学から一定の卒業生が出てインターンを経て医師となっていく中で、都市部への高度医療病院に医師が集中して、地方などの過疎地域での病院では医師不足が顕著で医療従事者の配置バランスの不均衡が問題なのではないのか。
患者はいつでも、どこでも発症して治療を必要とするが、病院が夜間の診療を断る、中止するとなれば国民の健康、生命の安全は保障されない。
(4)もちろんその分、地域医療(医師)の役割分担、活用を政府も推進しようとしているが、それも医学、医療全体からみれば公平で公正な対応ともいえない。
いつでも、どこでも患者は発症し、それに適切に応えるには、病院も3勤務交代の24時間体制が求められることになる。
そのための医師不足であり、医師配置の偏重(bias)、集中による現実問題を反映しないインバランス(imbalance)だ。
冒頭例のように最高評価の医療技術力、技能力を持つ医師の場合には、重症患者を救うためためには負担も責任も集中する宿命はあるが、高度な医学、医療技術、知識、能力開発、修得の有能な医師を養成する医学系大学の責任も大きい。
(5)文科省官僚の子弟の優遇入学や女性受験生の得点を一律減点して男性受験生優位の入学基準の医学系大学の不始末が相次いで露呈しては、日本の医学、医療体制も患者の信頼、期待に添えない、応えられないことになる。
日本の医師の過重労働問題は、ちょっとした発熱、病気は家で1週間寝て待ての北欧の病院医師からは信じられないとの感想が聞かれるが、医師労働は働き方改革ではなくて医学、医療体制全体の見直し改革が解決には必要だ。