いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

鈴虫の声。 a frame of mind of 'suzu-mushi'

2018-08-22 20:08:57 | 日記
 (1)日付が変わった深夜に開けた窓から鈴虫の鳴き声が聞こえてきた。心の落ち着く神秘的ですがすがしい声だ。人間の世界はまだ夏真っ盛りの暑さなのに、自然界ではすでに秋に向けて動き出している。

 しかし夜が明けて、まだまだこの暑さでは鈴虫も大変だろうとおもんばかった。

 (2)環境省はこのまま地球温暖化が進めば、2100年には東京、名古屋が日中気温が44度を記録し、最高気温30度以上の真夏日が東京で100日余りに達するとの「未来の天気予報」をウェブ公開した。

 すでに日本は温暖化気候から亜熱帯気候に変わったといわれて、春秋の短い1年中暑いか寒いかの二季になった。

 (3)地球温暖化対策として「脱炭素社会」が求められているが、電力大手各社が再生エネルギーの開発導入に本格的に取り組む(報道)姿勢をみせている。
 東電HDが洋上風力発電、関電が同じく英国の洋上電力発電事業に参画し、バイオマス発電に取り組み、中電は水力、太陽光、風力発電一元化に取り組む。

 (4)政府もようやくエネルギー基本計画で再生エネルギーを「主力電源化」すると決定(報道)した。環境省も上述のように地球温暖化現象の警告ウェブを流すだけでなく、政府機関として再エネの取り組み、主力電源化の方針に基づく効果、国民理解、協力に向けて発信すべきだ。

 地球温暖化についてはトランプ大統領がデッチ上げだとしてパリ協定からの離脱を宣言して保護主義、米国経済第一主義を擁護、維持する姿勢を鮮明にしているが、変わらなければ未来の地球環境は破壊に向かうことになる責任は大きく重い。

 (5)科学技術開発は格段に進歩しているのだから、地球環境維持のための方策を全地球的規模で進めなければならない。まずは地球環境を最も破壊する戦争、紛争の終結問題だ。

 北朝鮮の非核化は4月の南北首脳会談で金正恩委員長が1年以内での実施に同意していたと報じられている。その後6月の米朝首脳会談後の北朝鮮の態度に前進はみられずに約束は不透明のままだ。

 (6)憲法のないイスラエルでは、それに替わるあらたな基本法のユダヤ国家法が施行されてユダヤ人のみが自決権を持つと規定して、エルサレムを首都としている。国内に20%のアラブ系国民を抱えて猛反発(報道)を受けている。

 ヨーロッパに台頭する極右政治勢力、原理主義の流れがあらわれたもので、かってはユダヤ人迫害を受けた民族が反面教師としてのユダヤ人崇拝主義の法律化で、あらたな火種となりそうだ。

 (7)科学技術の発達はいつの時代にかにクルマも空を飛ぶかと書いたが、米国では2020年代に実用化する計画もある。日本も高性能電池やモーターの量産で日本の強みが生かせる(報道)として、空飛ぶクルマを次世代の基幹産業として考えている。

 この上に、空中にクルマが飛ぶことになれば「暑さ」はいかばかりか、とどまるところがなく考えものだ。
 鈴虫の気持ち(a frame of mind of `suzu-mushi`)が聞こえる。

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