サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

捉え方次第で。/透明人間の骨 第十五話「未だ見ぬ明日へ」 感想(ジャンプ+)

2018-01-09 | 荻野純









まあ、
正直「自分の価値を信じる」なんて事は難しいわな
俺だってそう、
ぶっちゃけた話今まで30年以上生きて来て「自分に価値がある。」って思った事一回も無いですもん
それどころか、自分に対して「クズ」以上の評価を自分で与えた事すら俺は無いんですよね
だから、この場合栞よりも花の心情に共感してしまう、、、のは仕方のない話なのかもしれない。

要するに、
自分の存在を自分で許せるか否か、なんですよね。
やっぱり無価値どころか生きてるだけで迷惑を掛けたり嫌な思いをさせる~とかって考えてしまうと
そりゃ自分をおざなりにして我慢したまま生きてストレスや鬱を溜め込むのも常套な気がする
自分は花のような人生を送ってるわけではありませんが、
自分に対しての「価値」を100%信じ切れない部分に於いては頷いてしまう気持ちが大きいです
でも、ある意味栞が言っている事も言っている事で真実なんだろうなあ。ってそれとなく思ったりもします。
だって、自分から推し量るのと他人から推し量るのとでは全然違うかもしれないですからね。
だから不安になる訳でもあるんですが・・・(笑


そんな花の心情に共感しつつ、
栞の考えは考えで素敵だなあ。とも感じたりもする。
すべては捉え方次第――――――――――
人生って、
見方次第で変わるのも常套と言えば常套なんですよね
そりゃ完璧を求めればすべてはマイナスかもしれませんけど、
ちょっと視点を変えればポジティブな見解に辿り着けるのも人間の力でもあるので。
そう、示唆させるような栞の最後のセリフは読んでいてグッと来るものがありました
それは、
花にとってはすぐに飲み込むのが難しい捉え方かもしれませんけど、
それでもちょっとずつちょっとずつ前に進んで行ければいいな・・・と個人的に思いました
相変わらずしんしんと降る雪のような静謐な雰囲気含めて大好きな漫画です。
(だからこそ、もうちょっと売れて欲しいなあ、、、って願ってます。)








次回は2週間後!

P.S 荻野さんがツイッターでUPされている花のちょっとエッチなイラストが実に最高です・・・(笑
   未だ見てない方は是非是非!!