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事実と現実。 透明人間の骨 第十六話「回転盤」 感想(ジャンプ+)

2018-01-23 | 荻野純











正直、面白いと思う。
あくまで個人的なお話なんですが、
芸能人が犯罪をおかしてしまったとして・・・
あ、若しくは不倫騒動を起こしたとしてもぶっちゃけ直接迷惑が掛かる訳じゃないし、
迷惑なのはその周辺だけであってよしんばそれが好きな芸能人だったとしたらむしろ(表現に)感謝すべきじゃないですか?

もっと言っちゃえば。
本当に腹が立つのって不祥事を起こした誰彼じゃなく、
身近で平気で他人(っつーか、俺)に迷惑を掛ける奴の方が腹が立つっていう・・・
迷惑っていうよりは悪意とか無神経って言い方のが適してるかな。
結局は、「そんなもん」なんだと思う。

でも、
やっぱり日本人は集団大好き民族ですから、
集団で大意が決まるとそっちの方にこぞって向かっちゃうじゃないですか?
まあそれすら個々の選択の末の結果、なのかもしれませんが、
栞の行動はある意味正しくもあったんじゃないかな。って個人的には思いました
週刊誌の情報でまるで現場や当人の状況を見知った風に叩いたりするけれど、
本当のところは当人たちにしか分かんない、って話なんですよ。
自分は今回のお話をそういう風に捉え、
素直に「面白い。」と思った。
これですら一つの“選択”ですから。何事も、考えて答えを出すべきなんですよね、本当はね。


栞は栞の反応があり、
伽奈は伽奈の反応がある・・・と考えると、
どういう風に転ぶのかが現時点では分かりませんが、
きっと大丈夫、上手く行く、、、んじゃないか?って今は思います
だって他人の為に身体を張れる女の子ですもの。。と、予想しつつ
良い意味で裏切られる可能性もありますが(笑
でも、
そこを乗り越える未来だってきっとあるんじゃないかと。

この漫画は、毎週引きが秀逸なんですよね。
単行本で読むのも面白いけど、完全に週刊向けの構成に仕上がってるので
こういう風に毎週逐一読んでその度にドキドキするのも面白いし純粋にわくわくするな~と。
あと、今週の花と栞のやりとりにそこはかとない「百合」を感じられてそこも良かったです・・・笑
やっぱり荻野さんの表現には百合的エッセンスが良く似合う(と、思う)。
来週も楽しみ。