アルバム「DAWN WORLD」に収録されてます。
2020年に聴きたい曲・・・と言われればまずこの曲を挙げざるを得ない
というか、2020年というフレーズを目にした時からまずこの曲が思い浮かぶっていう、
まあ生粋の音楽バカですよね(笑
でも、
この曲をリアルタイムで聴いてた時は高校生で、
まだ2020年とか歌われてもそこまでピンと来なかったというか、
「語呂がいいな。」とか「2020年にこの曲聴きたいな。」というくらいでしたね
いやでもよくよく考えればそれで十分なのか・・・実際に、マジで2020になっちゃった訳ですからね
しかもTRICERATOPSが未だに活動中なのもまた凄い、、、今年はきっとライブでこの曲歌うんでしょうね
近年久しくトライセラのライブに行けてないので、バイン共々今年は行きたいですなあ。
生まれた時から建っていたビルは
跡形もなく無くなってしまった
おもちゃの汽車と回るキャンディーマシーン
ずっと一緒にはいられないんだね
新曲でもない、
18年前のシングルなのに「2020」っていうのが凄く良いですよね・・・
しかもよりにもよってオリンピックイヤーだったりする。。っていう
和田唱の先見の妙がヤバすぎるのをまず感じますが、
肝心の楽曲自体は結構シリアスでシビアでアンニュイで美しい。。そんな大名曲に仕上がっています
この曲は、一言でノスタルジーの曲だと思うんですけど正直大人になった今の方が歌詞のニュアンスがよく分かる、
というか、まあ正直純粋に歌詞を追って行って自分と重ねてしまうくらいの描写力があるんですよね
今日、生まれ故郷の戸塚に帰ってドリームハイツっていう団地に行って来たんですけど、
やっぱり子供の頃とは何もかもが違う感じで・・・
あの店も、
あの施設も、
あの子だって居ない
自分にとっての「大好き」がどんどん消えて行くという“現実”がある
だけど、唯一変わらないものがあるとすれば、それは自分。
そういう曲である、と同時に、
そんな“懐かしさ”の一歩前にちゃんと進もう。という堅実なメッセージ性があるんですよ
そこが何より素晴らしいと思うし、変わらない自分で新しい何かを得よう。っていうのは
ただ思い出に浸っているだけじゃない確かなポジティビティがあって好みですね
例え周りの景色が変わっても、
そこで何かを楽しんでいる自分だけは変わらない
変わらない自分で、変わって行く世界を楽しんで行こう。序盤の儚く淋しさを切々と歌うパートも大好きですが、
そこから何とか前を向こうとロールしている後半もまた大好きです
色々な意味合いで深い楽曲ですが、
個人的には2002年と同じくらい「2020」の事をはっきりと名曲だ。と断言出来る、
そんな自分もある意味変わったようで変わってないものなのかな。とちょっと嬉しくなりました。
ある種のタイムカプセルのような曲なので当時から聴いてた方は是非引っ張り出して聴いて欲しい楽曲です。
でもご新規さんにも是非。
って思うのは、
純粋にこの曲のメロディが物凄く美しいんですよね
曲調としてはバラッドだと思うんですが、演奏自体も洗練されていて、
最初から最後まで飽きさせない雰囲気とメロの良さが両立されてるなあ、って思います
ものすごくシリアスな曲なんだけど、グッと来る温かみもある・・・と書くと
まさしくこういう曲が一粒で二度美味しい曲って言えるんじゃないかと。
特にサビメロは和田唱がいかにメロディメイクのセンスに溢れてるのか、がよく分かるくらいに素晴らしい。
トライセラの中でもトップクラスに大好きな曲、
個人的には是非ヘッドフォンでじっくり聴いて欲しいなあ。と思います
たぶんそっちのが浸れる(と、思う)。