ウィステリアのこのセリフは相当良かった。
確かに、
悲観主義というのは「何かを諦める免罪符」になりがち・・・ではある
結局、何もしない~っていうのはある意味最も悪手というか、
正直アクションを起こしてこそ変化は生まれるものなので。
結構、耳が痛いセリフでもありましたけどね(笑
ただ、
マルバスの言う通りウィステリアは強くなったと思う
でも強くなったのは決してウィステリア個人の力だけではなく、
マルバスがいつも一生懸命守ってくれたり自分の事を思い遣ってくれるから・・・でもある
そういう意味合いでは本当「運命共同体」というか、、、もう、
お互いがお互いのアイデンティティに至るレベルにすら達してるんでしょうね
どっちにしても“必要な存在”という、
有り体な言葉で表現するならば「絆」がもう一段階磨かれてきた事が如実に証明された話数でした。
そう、
年頃の女の子なのに、
ウィステリア泣いてなかったからね
最後まで足掻き続ける事が彼女の美学にもなっているんでしょう
そりゃ、
ああいう育ち方だったから、逞しい思想が芽生えても違和感はないんですけど(笑
そんなウィステリアの成長に呼応するように、マルバスもまた紳士的(?)な励ましから、
益々今では認識されなくなった悪魔である自分を強く必要としてくれる、
そんなウィステリアの「為に」頑張るエネルギーが生まれている。
という、
なんでしょうね・・・
マルバスもまたウィステリアに強く感化されて来たのを強く感じ取った回でもありました
より素直に、より純朴に、パートナーである二人が絆を深めて行く様は観てて感動した
この話数自体、
決戦の前の小休止みたいな狙いで挟まれたと思われる日常回?なんですけど、
なんというかそれ以上の大切な目に見えない心情の変化を描いてた気がして・・・
そういう意味では物凄く“進んだ”エピソードでもあったと思う
具体的に書くと、
この話数である種の布石が撒かれた気がしてね、
二人がどんどん仲良くなっていくきっかけを作れた気もする
そして、「つい力んでしまった」というマルバスのセリフもきっとウィスは嬉しかったでしょう
一話をかけてしっかりと2人の関係性の変化を丁寧に描写出来る誠実な作劇が素晴らしかった
後は、アレックスさん達が無事に生きててリベンジ果たして欲しいって気持ちですね。
カタルシスまでの下準備は整ったので、後は全力で突っ走って下さい!