サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

DMBQ「DMBQとOGRE YOU ASSHOLE」@渋谷CLUB QUATTRO 22.10.3

2022-11-22 | LIVE












先月の3日にDMBQとOGRE YOU ASSHOLEの対バンを観てました。








自分ね、
DMBQ大好きなんですよ。
度々レビューも書いてますし・・・
多分、皆様が想像する以上にDMBQ大好きだと思いますね
音源でもspotifyでもよく聴いています
ただ、
ライブに関して言えば、
2009年以来約13年振り(!)っていう事で、
結構、、、ファンの風上にも置けないヤツにはなってましたね笑
以前観た時はまだギターが松居さんだったオリジナルに近い編成だったのかな
取り敢えず、ドラム積み上げて破壊してたのは憶えてますけど(爆)。
そういう訳で現在の3人編成で観るのは初めてだったのでした。

この日は月曜日で自分も仕事始め。
とはいえ、
開始が19時30分だったのでいうほどキツくもなかったかな
時間的余裕はありました・・・月曜でしたけどそれなりにお客さんも多かったですね
音楽性からか海外のお客さんもポツポツと居てね、そういう感じも新鮮で楽しかったですよ。
ええ。
 何よりも、
増子さんは中学生の頃から、
自分の中の確固たる❝ロック・スター❞の一人でございますので、
久方ぶりにその雄姿を眼前で眺められただけでも至福の時間でございました。。
次は、13年も間隔空けずに、出来れば来年もDMBQのライブを観ます。
そこまで本数無いので行ける時に行かねば。








OGRE YOU ASSHOLE

去年振りに観た。
そう、
去年のライブレポ、
ちょっと印象的だったので、
いつもとは違う切り口で書こう!と思ってたんですが、
気が付けば2022年も終盤戦になってて結局お蔵入りしちゃいましたね

最近のオウガのライブは、
益々独特なものになっています。
まず、
一曲一曲の演奏時間がえらい長い。
この日も2マンだったのにも関わらず多分5曲くらいしか演奏してないと思う。
で、
それが全く嫌じゃない、むしろ、素晴らしく想える、、、っていうのが本当最高でしたね。

なんだろう、
まあ、
分かりやすい言い方をすれば、
「別の空間に誘われる」というか・・・
この言い方が果たして分かりやすいのかは別として←←←
さっきまで地獄を彷徨ってたかと思えば、
今度は、
ものすごく美しい景色や心証を味わって奇妙な到達感を憶える、っていう。
抽象的ですが、アレンジや雰囲気に因って映像にも近い音像を聴き手に感じさせている・・・
そういうライブに仕上がっててホントに凄いな!
って想いましたね
かと思えば、
「見えないルール」の時は出戸さんがいきなり爆音でギターソロかましたりと、
意外性にも満ち溢れていて一筋縄では行かない良さが滲んでいました
最後、
「他人の夢」で、
儚くキラキラと終わっていく感じも素敵で、
地獄に叩き落されたり光源に誘われたり音で観客に夢を魅せるバンドマジックに溢れていた公演でした。
今のオウガのライブは本当に❝オウガでしか味わえない❞ものにまで昇華されてると感じるので、
機会があったら是非観て欲しいバンドの一つです。もちろん、生で。





DMBQ

素晴らしかった。
本当に素晴らしかった。
最後の方、天国の方まで吹っ飛ばされたかのような、
ある種の最終地点に到達したかのような物凄い感覚があり・・・

ああ、
オウガもそうだけど、
言葉で表現しようとするとどうしても抽象的な表現になってしまうな笑
ただ、
ものっそい爆音だったし、
立ちながらガンガン叩くドラムも、
ベース?!と思う位ぶっといとぐろ巻いた大蛇のような音鳴らすベースも、
常にえげつないサウンド鳴らすギターも・・・その全てが「ヤバかった」ですね
DMBQのサウンド及びライブは兎に角擬音で表したくなる。
 また、
増子さんのアクションが視覚的に格好良い。
ある意味、ストリッパーでも出せないようなニョキニョキした動きと、
確かな色気・・・
年齢からすると、
多分50代くらいのおじさんと呼ばれる年齢だと思うんですが、
それを感じさせないくらい真っ当なロックスターしてて終始感動してました。。
増子さんが痙攣してるような動きで舌出しながら爆音でギター弾くと、
リアルに血沸き肉躍るというか、
自分の中の生命が反応する感じがするというか・・・

大げさではなく、そういう感覚でしたね。


セトリは、憶えてない(笑
ただ、大好きな「Blue Bird」が素晴らしくて、
増子さんのシャウトに近いボーカルも大好きなんで聴いてて至高の刻でした
この曲、タイトルも大好きで18年の新譜では一番よく聴いてたんで感慨深かったですね
和田さんのドラミングも凄くてギターにも負けない位のデカい音出してました。
 多分、
「Taste」も演奏してたと思うんだけど・・・
DMBQのライブって基本グシャッとしててカオティックな感じなので、
正確なセトリを捻出するのは至難の業だな。。そういえば13年前も苦戦してた気がする。
しかし、捻じれたビートと増子さんの絶妙なボーカルが絡み合って中盤もまた超気持ち良かった。
一気にストレスが晴れていく感じ、、、
途中、
バラッドも挟んだり、
MCでは「よっしゃ!」と短い言葉でテンション上げたり、
カオティックな中にも緩急も存在しててそこも素晴らしかったですね
なんか音のえげつなさに対してMCがやけにほのぼのしてたのが面白かったです(笑


最後は、
増子さんが何度もシャウトしながら、
ひたすらにサイケデリックな音像をとてつもない爆音で響かせて終了
この時の自分のメモ帳(手書き)には
「そびえたつイメージ」
「エメラルドの光」
「光源!!」

と、
3つのワードが記されていて(原文ママ)、実際そういう事を音から感じ取っていたみたいです。
正に、アクメで終わる感じ、イキきって終わる感じが実に素敵でしたし、
なおかつ、
とんでもねえものを観た・・・!という確かな感動もあって、
リアルに天国に近い[何か]に辿り着いた様な、、、
あ、
結局最後も抽象的な表現になってるけど笑
超爆音のベースも相俟って日常では決して行く事の出来ないsomething spotに行けた感覚でしたね。
これは、冗談では1ミリも無いですし、ライブハウスでしか体験出来ない事だとも思う。
少なくとも、普通に暮らして配信や音源を聴いてるだけでは絶対無理で。
そういう意味では本当にこの日参加出来て幸福でした。
 アンコールでは、
大大大大大好きな「She walks」を演奏してくれたのも嬉しかったですし、
また昔聴いた時よりもギターの音色がキレッキレで正しく進化されてたのも本当興奮しました!
何より、13年前も聴いて楽しく踊ってた曲をまた聴けた事自体がケッコー感動的でした。。
この曲では飛び跳ねたり、踊ったり・・・そこも含めてサイコーの月曜を過ごせました。
オウガもDMBQも比べるのも馬鹿馬鹿しいくらいに、
独自の世界をしっかり魅せてくれました。
ありがとうございました!!!!!!!













物販では、
昔のDMBQのTシャツを着てたら(この時はまだ残暑でした)、
スタッフの方が喜んで指摘してくれたりそういうのも楽しかったです笑
欲しかった「KEEENLY」のアナログ盤も買えてホクホクな日でした。
尚、
トートバッグは元々通販で買って今も日常で普段使いしているものです。
DMBQのアイテムはどれもお洒落で普段使い推奨のものが多いので今後も期待です!
やっぱり今でもDMBQは最高に格好良かった・・・!!