サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

緑黄色社会「緑黄色社会×日本武道館 "20122022"」@日本武道館 22.9.16

2022-11-07 | LIVE












9月16日に緑黄色社会の武道館ライブを観ました。尚、一日目のレポになります。








なぜ初日にしたのかと言うと、
まず、多分映像化されるのは2日目だろうからされない日を観たい。という想い、
もう一つは初日の方がチケットが取りやすいだろう。という狙い、
最後はどっちかと言えば「一番最初に武道館に立つ瞬間が観たい。」っていう、
色々な想いがあって、、、初日を選びました。
やはりというか、
セットリストもそれなりに違ってたみたいです
緑黄色社会に関して言えば一番最初に観たのが群馬の公演だったので、
何気に東京で観るのは初めてでしたね。しかも、日本武道館。。実に5年ぶりの来訪でした。
自分も様々なバンドの「初武道館」を観て来ましたが、気が付いたら、
「初武道館」に立ち会うの自体が物凄い久しぶりで・・・
5年前のTheピーズ以来なので、
なんというか❝その感覚❞自体が懐かしかったですね。自分が聴いてる音楽の中では、ね。

ただ、
この日もギリギリでしたね(笑
平日で午後6時はキツかったけど、まあハコの都合もあったんでしょう
すげえ焦って辿り着いたら5分前くらいでかなりドキドキもんでしたけど、
無事一曲目の寸前くらいに着席出来たんでそこは良かったですね
尚、
端っこの席だったので、
個人的にははしゃぎやすい感じですこぶる良好な感じでした・・・笑
では以下つらつらと。










一曲目は「Alice」で軽やかにスタート。
もっとアッパー系の楽曲で来るかと思ったので意表を突かれる。
そこからの・・・
「merry-go-round」でいきなり個人的ハイライトを迎えました(笑
いや、ここが頂点って訳ではなくて、その後もいくつかハイライトはあったんですけど、
序盤は間違いなくこの曲だった
本当に格好良かった。し、
一度きりの人生を回せ!回せ!とアグレッシヴに歌う晴子さんの姿はとても不敵に映りました
群馬で聴いた時もこの曲は化けてたイメージでしたけど、もっと尖った化け方になってて驚きましたね
よりロックバンドらしくなってるというか・・・この曲は今後もこのバンドの武器になりそうな予感がした。
 そう、
最近「始まりの歌」にもハマっててよく散歩しながら聴いてたので、
あの爆音シンセを改めて生で聴けて良かったし、多幸感たっぷりの雰囲気もまた素敵でした。
あとアンコールで披露するイメージがあったので序盤で差し込んで来たのも面白いと思ったね。

個人的に、
「陽はまた昇るから」も嬉しかった。
群馬で聴いた時よりも定番曲っぽい雰囲気になってて、
大人の自分からあの日の自分に込めたようなメッセージ性の高い歌詞もとても素直に伝わって来ました。
 ただ、
この日のライブで唯一泣きそうなったのが「愛のかたち」っていう曲。
メモ帳によるとこの曲の歌詞って❝私たちはこれでいい❞というニュアンスの・・・
今のままの自分を真っ向から認める歌詞になっててそこに琴線を触れられたのかもしれません
日本人って完璧でない人でも正直完璧主義にならざるを得ない(自己を否定しなければならない)節があるので、
「これでいい。」っていうフレーズには結構泣きそうになってしまう要素がかなり強かったですね。。
演出もサウンドも歌もシリアスで格好良かった「inori」、
そして、
激渋のギターソロも光ってた渾身のバラッド「LITMUS」もまた沁み入る出来栄えでした
この曲は晴子さんの歌唱にも圧倒されるものがあって終始物凄かったですね。
記憶が正しければ、
炎の演出もあったような?
エキゾチックで格好良い「LADYBUG」も非常に素晴らしかったです
みんなでクラップもした「Shout Baby」もまた楽しい仕上がりになっていました。


一番最初に作った曲、ここまで連れて来たよ!という前口上も胸アツだった「マイルストーンの種」、
そして、歌いたい。という想いをストレートに出した「時のいたずら」の流れもドラマティックで秀逸でした
そういえば、ベースの穴見さんが「音楽が一番のエンタメであって欲しい。」と熱く語っていて、
結構・・・
笑いで誤魔化さない直球なMCの数々もこのバンドらしくて良かったですね。
これまたいぶし銀のギターソロが光ってた「Re」(意外と渋いギターソロ多い)、
そして、
みんなで真っ白な衣装に着替えての「Sabotage」の解放感から一気にライブは終盤戦へ!!
尚、
この曲の始まる前に、
光の花が咲く~みたいなアニメーションの演出があって、
それもまた気合が入ってたしバンド自身の事の様でもあってグッと来てました。

そこから、
全力疾走のテンションで奏でられた「S.T.U.D」、
最初に観たライブの時以上に感動出来た「あのころ見た光」とより高まっていくバンドのテンション、
そのテンションに止めを刺すように奏でられた「Mela!」は・・・本当に凄かった
というか、
ぶっちゃけこの楽曲で自分の弾けモードも最高潮でした(笑
とびっきりの祝祭感とスピード感に魅せられ何度も拳を突き上げ跳ねまくってました
往々にして、
バンドの代表曲って(他の曲と比べて)そこまで好きくないパターンも多いんですが、
この曲は歌ってるテーマ性が言い訳を封殺する感じのロックバンドらしいものになってるので、
かなりノリノリでハイテンションで感情移入しながら聴けてたのも大きく、
カーニバルにも似たアンサンブルの良さも相俟って、
無条件に陶酔してたような記憶があります
兎角、
ライブで聴く「Mela!」は格別なんですよ。
音の洪水に飲み込まれる感覚もあったし、正に❝無敵❞の楽曲にまで昇華されてる感じもありました。
自分も、何者かに成るという価値観を知らず知らずの内に植え付けられてるのだとしても、
それを分かった上で「何者か」に成りたいって本心から想ってるので。
否、
もう、
思春期ぐらいからずっと考えてた事でもあったので。
こういう歌がヒットした事も含めて高らかに鳴らされてる事実が嬉しくもあった一幕でした。。
自分はこんなにも「Mela!」という曲が大好きだったんだな、という事も想いました。
それと、peppeと背中合わせになってガーリーに歌ったり、
「格好良い君~」のところで、
穴見さんを指差してたりそういうミュージカルっぽいポージングも増えていて、
この辺は「ああ、ジャニスやった経験が活きてるなあ。」と素直に感じれてそこも素晴らしかったです♬
 続く「キャラクター」と盤石のアンセムを立て続けに披露し最後は「ブレス」で締め。
この「ブレス」もまた切実な気持ちが滲んでいてとっても良かった。。
全体的に、
誠実な音楽への想いと情熱に満ち溢れた、
尚且つ、
その幅広い音楽性の素晴らしさも魅せつけた会心の武道館ワンマンでした。
アンコールの「またね」も、「これからのこと、それからのこと」も含めて最高でした。
ちなみに、「これからのこと、それからのこと」を最後にしたのはバンドの野心を感じさせてくれて、
そういうセトリの妙もまた優れたワンマンだったと思います・・・!
ありがとうございました!!!!













Alice
merry-go-round
Bitter
始まりの歌
真夜中ドライブ
陽はまた昇るから
愛のかたち
inori
LITMUS
LADYBUG
Shout Baby
マイルストーンの種
時のいたずら
Re
SINGALONG
sabotage
S.T.U.D
あのころ見た光
Mela!
キャラクター
ブレス

またね
これからのこと、それからのこと











「merry-go-round」という曲を聴いた時、
歌の強さもあったんだと思いますが、
一度切りの人生・・・
もっと、
遠慮せずに、
生きたいように生きてみろよ!
みたいな衝動を強く感じまして、
それが今でも活きてますし音源でこの曲を聴く度にこの日のライブを思い出します。
強気で、自分の人生を生きる~という当たり前に思えて中々出来てない事、
それを、強く響かせ、そして、高めてくれた事には感謝しかない。
こういう❝得れる確かな衝動❞があるから、
自分はライブに行くんでしょうし、
また、
そういうステージを魅せてくれるバンドや歌手には心からの敬意を示したいですね。
緑黄色社会、本当に素晴らしかった。

あ、
そういえば、
次は対バンツアーなんですが、
対バンツアーのチケット無事に取れた(大感謝)ので行きます。
ホールやアリーナクラスでは観たけど、ライブハウスで観るのはお初なんで今から楽しみ!!