サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ザ・カスタネッツ「CLUB Que 28th」@下北沢CLUB Que 22.10.2

2022-11-16 | LIVE











先月の2日にザ・カスタネッツのライブに行ってました。








先に書くと、
「ねないねないねない」って曲の時にちょっと泣いたんですが・・・
やっぱり年齢の所為かちょっと涙腺緩んでる節はあるのかも笑
けど、
この楽曲は物凄い思い出深い一曲でして、
いつか生で聴きたい~っていうある種の夢のような想いがずっとあったので。
そういう意味では物凄く嬉しかったし、これからはそういう夢を叶えていく人生になるのかもしれない。
「ねないねないねない」って曲に関しては小学生の頃からサビメロと歌声がずっと傍にあって、
まあ約25年・・・くらいかな
友達のような楽曲の一つだったんですよね
妹も一時期この曲が好きで一緒に口ずさんだりして、、、
そういう意味では❝心のミリオンヒット❞の内の一つだったりするんですけど(笑
今回、
色々とタイミングも良くて遂に行けたカスタネッツのライブで、
いきなり思い出の一曲を聴けた~っていうのは一つのミラクルでもありました
カスタネッツ、小学生の頃から好きなんですよね・・・という事で、
念願の初ライブはとっても思い出深いものになりました。
もっと早く行っとけよ!というツッコミは無しで笑









下北沢CLUB Queは、6年振り、
もっと言えば下北沢自体にも6年ぶりに行きました。
結構、
意外だったんですが・・・
件のあれ以前にも全然行ってなかったのでかなりご無沙汰気味でしたね
久々にQueで観れるのも嬉しくて、、、自分はライブハウス自体も大好きですからね笑
ただ、Queの中に入ると圏外になるんでライブ前のツイートが出来なかったのが悔やまれます
逆に言えば「学習した」とも言えるけど。そう、6年前はスマホも持って無かったんだなあ(しみじみ)。


全曲知ってる訳じゃないので、
詳しいセトリは書けないんですけど(また聴き込みます)、
カスタネッツは格好良かったですね。
格好もお洒落だったし、
音もバラエティに富んでて観ていて楽しかった。
オーソドックスなロックンロールから、「忙しいよ」のようなスカ、
または「これが何か分かるかい?」のようなザ・オルタナティブなナンバーまで、
一つのジャンルに捉われない自由で奔放な・・・その感じがとっても心地良い時間でした。
「これが何か分かるかい?」、音源の時から好きな楽曲でしたけど、
生で聴くと、
その不敵な感じと、
独自のグルーヴ感がハマりまくってて超絶格好良かった・・・!
あの曲の摩訶不思議さと共鳴が同居してる感じは最近のオルタナバンドにも通じるものがあるな、と。

中盤、
カバー曲も披露したんですが、
そこでチョイスしたのがまさかの「すみれSeptember Love」・・・!!
しかも、原曲の一風堂に忠実なアレンジだったのでそれも込みでガッツポーズしました(笑
THE NOVEMBERS経由で一風堂及び土屋さんの世界観にハマってた時期があったし、
また、
毎年9月になると決まって、
一風堂の「すみれSeptember Love」を聴くという習慣もあるので、
あの原曲の超カクカクしたギターを小宮山さんが完全再現してるだけでも堪らないものがありました
また、牧野さんのボーカルも艶やかでタイプは違うのに可憐に歌いこなしてて・・・・・
やっぱ百戦錬磨のプロはスゲェな。とまじまじと感じた一幕でございました。
特に、
「君は君の幻」という歌詞が大好きなので、
あそこは軽くトリップしてたなあ、、、
個人的に神選曲過ぎました。。
大好きな楽曲なんで他のバンドにもどんどんカバーして欲しい(願望乙)笑。


後半も本当に良かった。
後半は初めて聴くような曲が多かったんですが、どれもすこぶる良く、
どっちが上でどっちが下~と今の社会にも合ってるようなシニカルな曲も良かったし、
「漫画みたいにぴょんぴょん~」と歌うコミカルなナンバーも聴いてて元気になった。
牧野さんがハーモニカを吹く曲があったり、
「うたかた」という曲では小宮山さんのギターソロに痺れたり、
「終わらない歌を歌う~」という歌詞の楽曲も非常にエモーショナルで熱い出来栄えだったと思う。
「真っ白な空に飛び込もう~」って歌詞の曲はザ・ロックンロールというテンションで非常にアガりました
 色々な楽曲に触れていく中で、
様々な価値観があるけど、
自分は両方好きだから両方頂いちゃおう。
みたいなフレーズの曲もあって(どっちが上下の曲かな?)、
なんかそのフレーズが凄い心に残ったりもしましたね。。
別に価値観も一つじゃなくていいし、
逆に言えば、
一つの価値観に拘ってる方が作為的というか半ば宗教的とも言えるし。
なんか心と言うか気持ちが楽になる様なフレーズでした。自分はミーハーでも逆張りでもない、
本当に自分の好きなものに正直に居るだけの人でありたい・・・
という想いが温まった気もしました。
アンコールで披露された「ラプソディ」も、ダブルアンコを求める観客に対して、
小宮山さんが挨拶しに来てくれたのも含めて素敵なライヴでした・・・!!


最後、
「ねないねないねない」に関する想い。
正直、
終盤になっても披露されなかったんで、
「今日はもう無いかな~・・・。」と思ってからの
牧野さんが勢いよく「ねないねないねない!」って叫んだんで(これもカッコ良かった)、
気分がもう最高にアガって大ガッツポーズだったんですけど・・・最終的には、
感極まって涙しました。
この曲、
自分が小学生の頃に好きだったアニメのOPだったんですけど、
ガキんちょながら歌詞の深さと歌声の抜けの良さに感銘を受けて大好きになったんですよね
で、
夜更かしする時に、
ドキドキしながら「ねない~♬ねない~♬」って口ずさんで、
眠い目を擦りながらCDTV観たり又は妹と一緒に遊んだり・・・中々に甘酸っぱい思い出でしょ?笑
だから、
聴いてる内に、
走馬灯のように今までの人生のワンシーン達が思い浮かんで、泣いてしまったんだよね
また、この曲のギターソロめっちゃ熱いんで小宮山さんのギターソロにも心酔してました
兎角、
この曲は自分の人生に於いて、
昔からかなり重要なポジションに居続けている楽曲だったりするので。
その想いをこうやって吐露出来たのも嬉しいですし、この日本当にこの曲を演奏してくれた事に感謝したい。
ぶっちゃけ、今、小学生や中学生の自分にどちゃくそ自慢して心底悔しがらせてやりたいね(笑
なんか今までの人生を肯定すら出来てしまったような尊過ぎるモーメントでした。
でもそれも、
「ここまで続けている。」っていうミラクルあってのものなんで。
30代後半の人間がガキの頃観てたアニメの主題歌を生で聴ける機会って早々無いと思うんですよね。
そういう意味では大感謝ですし、でも、初めて聴く楽曲でもめっちゃ感動出来たのも良かった。
ザ・カスタネッツ、歴戦のベテランバンドだけあって流石のライブでございました。
ありがとうございました!!!!













クラブキューはモニターにアーティスト写真がデカく出るのも良いですよね。



個人的には「空」って曲も大好きなんですけど、
この曲も是非いつか生で聴きたいなぁ(笑
そう、
今回、
凄く良かったんで、
また行くぞー!って純粋に想いましたね。音源も一部しか持ってないので、今回を機に聴き込みたいです。
自分はザ・カスタネッツが未だに大好きなんだな。っていう事を再確認出来た一夜でした。