
今年の新年にSHISHAMOのライブに行ってました。
ライブレポ、
ようやく今年の内容に突入です(笑
昨年の12月は11本も参加してたので書いても書いても終わらんかったですね
正直な話、
一応ツイッターで即日感想は書いてはいるけれど、
それでも数か月後~という今のタイムラグは自分でも遅く感じるのでもうちょっと頑張りたいですね
ぶっちゃけ年齢的な事もあって表現が放たれてホヤホヤの内にUP出来なくなってるのは痛感しています。。
で、
新年初ライブが武道館ですよ
何か縁起が良い感じしますよね・・・
去年も、
緑黄色社会やSOPHIAなどで武道館自体には参っているんですけど、
どちらも平日参加で仕事終わりに参ってたのですっげえギリギリだったんですよ
なので、
この日は物凄く落ち着いたテンションで行けたのは良かったですね
行くまでに新年初ラーメンも済ませたり久々に武道館の物販に並んでみたり、
武道館公演でここまでリラックスしながら参加出来た事自体は超久々でございました。
でも、
流石に武道館公演と言う事で、
並びは強烈で記念Tシャツ一枚買うのに2時間くらい?寒空の中並んでたのはキツかったですね笑
それも過ぎ去ってしまえばイイネタですけど、最中はやっぱりしんどかったです
ある意味❝武道館の洗礼❞を浴びた一幕でした。。
では、以下。
一曲目は、
代表曲「恋する」からスタート、
いきなり特効もあってめっちゃテンションが上がる。
そこから、「ねぇ、」で早速ロック・モードに突入!
この曲のギターソロはやっぱり格好良くて熱を帯びた歌にも聴き惚れていました。
スケールの大きな「中毒」から、
「君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!」だったんですが、
スクリーンの映像も相俟ってこの曲は特に印象に残りました
最後の部分、
アレンジが静かになる時に物寂しく街の中を歩いてる怪獣の映像が何とも言えなかった
それと、個人的に「私のものじゃなくなるその日の為に~」の部分でいっつも切ない気分になるんですよね
そういうトコは巧いな、というか・・・
更に、
「きっとあの漫画のせい」では、
朝子さんが感情の籠った声で「可哀想だから!」と叫ぶシーンに感情移入したり、
前半は思ってたより自分の中にある傷のようなものを抉られてた気がしましたね・・・笑
「狙うは君のど真ん中」
「量産型彼氏」と軽快なロックチューンを放ち、
「もっと強くなれるかな」というサビのフレーズが胸を打つ「メトロ」と、
前半は今振り返ってもハイテンポで怒涛の如く駆け抜けてた印象がありますね
この日は10周年公演というのもあり曲数が多目だったのでガンガン繰り出してたのかもしれない。
それにしても、
新年が始まったタイミングで、
もっと強くなりたい。と願う「メトロ」という選曲はニクかったですね!
ギターソロも格好良く演奏の部分でも力強く魅せていました。
中盤、
センターステージに移動して、
360℃の中でSHISHAMOのロックが鳴らされました
初期の代表曲「僕に彼女ができたんだ」から始まり、
まさかの「バンドマン」、
この曲はバンドマンに対する憧憬をストレートに歌っている曲なので、
なんか気持ち分かるな・・・とか想いながら聴いてました
そして、
大好きな「生きるガール」も披露
やっぱり「それでも世界は~」の部分のみんなで拍手するパートは楽しかったし、
目の前のカップル殺したかった~の部分は朝子さん既婚者なのにやたら殺意が籠ってて笑
そういうトコもまたSHISHAMOらしくて素敵な一曲でありました
この曲の、
「無理してでも笑わなきゃ」の部分がいつ聴いても胸が高まるので、
そういう意味ではこういうアリーナクラスの会場でこの曲が聴けたのは嬉しかったですね
何かこの曲の悲喜が混在しながら生きてる感じは一つの歌詞の理想形かもなあ、とか。
もっと自分を見て欲しい。と訴えかける「君の大事にしてるもの」、
そして個人的にも大好きな隠れた名曲「二酸化炭素」、
ルーパーを使った演奏も聴いてて楽しい「忘れてやるもんか」と
「SHISHAMO6」の楽曲を立て続けに披露
更に、
去年出たばかりの新曲「ハッピーエンド」~と近年の楽曲でも矢継ぎ早に魅せていきました
「ハッピーエンド」はやっぱり途中の音響系ロックみたいなパートがこの日も極上だった記憶です
そこから、もう一度6の曲に戻って「天使みたい」を投下。
この曲、
生で聴くと妙な魅力があって泣きそうになるというか、
なんか天界で聴いてる様な気分になるんですよね
中々目覚めない君の横顔~の部分で、
ちょっと涙腺に来るというか、
個人的には別の意味にも捉えてしまうというか・・・
意図してはないんでしょうけど、聴き方は自由だと思うので様々な視点から聴いてしまう一曲ですね
またこの曲は演出も良くて天使の翼みたいに光の粒子?みたいなものが舞ってたのも視覚的に素敵でした。
ライブも後半戦。
しっとりと「夏の恋人」、
そして、松岡さんの極太のベースソロも光っていた「夢で逢う」
ちなみに、管理人はリアルに夢の中で昔告白して玉砕した女性などがよく出て来るので、
そういう意味では感情移入も・・・うむ
そんな感じでした(何?)
そこから、
ハッピーな雰囲気で突き抜けた「君と夏フェス」、
逆に切なさを前面に押し出した「君とゲレンデ」など初期の楽曲も惜しみなく披露
この曲、いつ聴いても昨日までの世界にはもう戻れない~って歌詞のところで何とも言えない気持ちになる
武道館でのタオル回しは圧巻の光景だった「タオル」、
そして・・・
名曲「明日も」。
この曲はド定番なんですけど、
いつ聴いても泣きそうな気分になるくらいに良くて、
ある意味SHISHAMOの心臓のような楽曲だなあ。って思いました
この日も、「痛いけど走った~」とロックバンドらしいガムシャラさを前面に押し出した歌唱に胸を打たれ、
新年というタイミングもあり最後の「明日も」の部分では今年も奮起しよう...!という想いになり、
それと、
「私が本当に好きなのは昨日のテレビじゃない」と、
何気にマイノリティの苦悩というか、
マジョリティに染まれない自分。みたいな事を歌ってくれてるのも毎回気持ち救われてるんですよね
折角の10周年公演なのでレポでも普段思ってたけど中々書けてない事を書いてみる笑
その上で、足掻くような歌詞に感化されるというか・・・・・
うん、
正直、
定番曲なのに、
毎回必ず聴きたい!って想える楽曲って意外と少ないな。って思うので、
そういう意味では本当に奇跡的な楽曲の一つかもしれません。
本編最後は、
「明日はない」をエモーショナルに叩き付けてこの日のライブは終了
様々な年代の楽曲をたっぷりと、そしてバラエティ豊かに鳴らし切った堂々たる名演でした。
まだまだデビュー10周年イヤーは続くよ!との事なので、今後のアクションにも期待です♬
ありがとうございました!!!
恋する
ねぇ、
中毒
君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!
きっとあの漫画のせい
狙うは君のど真ん中
量産型彼氏
メトロ
僕に彼女ができたんだ
バンドマン
生きるガール
君の大事にしてるもの
二酸化炭素
忘れてやるもんか
ハッピーエンド
天使みたい
夏の恋人
夢で逢う
君と夏フェス
君とゲレンデ
タオル
明日も
明日はない
ブーツを鳴らして
またね

アンコールでは、
静謐なバラッド「ブーツを鳴らして」、
これまたピアノを軸にしたバラッド「またね」で〆だったんですが、
この日の個人的なハイライトはその「ブーツを鳴らして」でした。
この曲、
リリースタイミングのライブでも一切演奏せず、
新曲なのに即レア曲入り~というちょっと可哀想?な楽曲だったんで、
正直「あ、やるんだ。」的な、、、リアルタイムでこの曲聴きながら散歩とかしてたんで嬉しかったですね
それで、
初めてライブで聴いた~という新鮮さもあったかもしれませんが、
この日最もパフォーマンス的にも素晴らしく思えました
純真無垢な朝子さんの歌に、コーラスワーク、どっしりとした張り詰めた演奏・・・と
全体的な空気感が秀逸でしたね
何より、
この曲ってすごくいじらしい曲にも思えるというか・・・
うん、なんか自分から行けない、自分から行ったらダサくなってしまう。そんな時に、
響く...そう、ですね、何とも言葉では説明し難いんですが、この曲の主人公の気持ちがめちゃくちゃ分かるので。
それを、アンコール始めの完全に静まったタイミングで披露したのも大正解だったように思いました
誰にも言えない格好悪いけど切実な想い、それが生む未曽有の切なさ.....が実に見事で、
新年早々❝生歌の破壊力❞にヤラれてしまった一幕でございました。
それぐらい良かった、、、し、
また一段階表現力が進化されたのも感じられて益々10周年以降の彼女らにも期待したくなった公演でした。
この間また配信シングルも出ましたし、2023年もコツコツSHISHAMO追い駆けてゆきます!