サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

影。/ルリドラゴン 第20話「そういうのよくないっすよ」 感想(ジャンプ+)

2024-09-02 | ルリドラゴン











前回、
ツノがキモい。
正々堂々悪口を言われたルリ
よく考えると、
陰でコソコソ言わない辺りはまだ救いがあるかもしれない
ただ、
そうは言っても傷付く。
ルリだって龍の血を引いてるとは言え、
立派な人間ですからね。
見た目の悪口言われて、
良い気分になる人間はいないでしょうね。

逆に言えば、
亜人という得体の知れない人物に対して
みんながみんな好意的な世界の方が嘘くさいよね
読者は、
内面も分かってるから安心して読んでるけど
そうでなければはっきり言って好き嫌いは分かれるタイプだと思う
どれだけ良い子アピールしても、結局同じ純正の人間ではない〜という部分がネックになる。


ただ、
ここで一つの疑念が生じる。
例えば、奇抜なファッションとかとは違い、
ルリのツノは決して彼女自らが望んだものではなく、
先天性のものだと言うこと。
つまり、
自分では選べない生まれつきの身体に対して悪態を突かれている〜って事で
そういう意味では理不尽だと思うし、本人はどうしようもない
とは言え、
ツノが当たったらどうする!って批判はちょっぴり的を得ている部分もある…笑
まあルリはめっちゃ気を付けてるっぽいけどね。。

前田さんは、
そんな理不尽に対して真っ向から立ち向かってくれた
ああいう嫌味に対してストレートに返せるところは格好良いと思った
まあ、
ルリの言う通りあなたも同じことやってたじゃん(笑)とは思ったけどね
とは言え、誠心誠意ルリを励まそうとしてくれたのは事実だしなんだかんだ良い子だなぁ、とも
最後、
ツノ折れてたけど笑
あれは、
当て付けって事なのかな、
悪口に誠実さで返す的な? 分からないけど、
取り敢えず今回も青春模様がとても面白かったのは間違いない。
誰からも好かれる人間はいない、だけど、前田さんの様に心強い理解者がいる・・・
それだけで救いになる。
そんな風にも感じる事が出来た第20話でございました。









そう言えば、
今週単行本第二巻が出ますね!
一巻の発売から約2年かぁ・・・ここまで長かったですね(しみじみ)。