先月の30日、横浜でSOPHIAのライブを観ました。
この公演は、
元々は大阪で開催されたオーケストラとの融合ライブを
関東でも行おう。というコンセプトの公演だったと思います
春に行われたその公演のセトリを見た時に、
「Replay」とか
「Place〜」とか、
思春期に聴いててまだライブでは聴いたことない楽曲がプレイされていたので、
それらをまた演るかもしれない〜という目的で参った公演でした。
SOPHIAは今年ライブハウスツアーを開催してたんですけど、
ハコが小さ過ぎてチケットは全く取れませんでした
その分、
ここで一年ぶりに観れる事を本当に楽しみにしていましたね
SOPHIAは小学生の頃の管理人のヒーローだった感ありますから。
いや、
中学生になっても
大人になっても聴いてたけどね笑
それも、管理人の生まれ故郷の横浜で観れる〜ってのも嬉しい事でした
今回の2DAYSでは演らなかったけど、実は「君と揺れていたい」のシングル持って参加してました
とは言え、
もうSOPHIAの活動休止は無いと思うので生きてればきっとまたいつか聴けるでしょう。
そういう訳でまずは初日のレポートでございます。
この日は一部撮影OKでしたので、
最後に雰囲気が分かる写真載せてます
では、以下。
TRFのメンバーから。
同じ時代を生き抜いた仲間から。
これもそう。その繋がりも嬉しい。
横浜BUNTAIに行くのは初めて
って言うか、そもそも今年出来たハコっぽいね
そりゃ初めてだわ〜
そして、BUNTAIというのは、文化体育館の略らしい
キャパ5000の割にはどこからでも観やすいし、
造りも格好良い
何より、
関内駅から徒歩数分というアクセスが素晴らしいね
日本シリーズの真っ最中でかなり盛り上がってたのも記憶に新しい。
オーケストラのovertureが鳴り響く中、
SOPHIAのメンバーが出て来て最初に鳴らされたのは「青空の破片」でした。
オーケストラのシンフォニーも見事だったんですが、
松岡さんの歌がそれに負けないくらい上手く感じて何だか誇らしい気持ちになった。
その美声と、更に力強さと…正に圧巻の歌唱力での幕開けでした。
都さんのピアノソロから始まった「Eternal flame」
名曲「街」のカップリング曲でもある。
「誰に話せばいい 僕はただ 愛が欲しいだけ」と切実なフレーズにもグッと来つつ、
この曲もまたシンフォニーとの一体感が見事な一曲でした。
「今ここにいるひまわり達に捧げます!」と宣言し、
メジャー1stシングル「ヒマワリ」を披露
知らない人に説明すると、
この曲の時はみんなひまわりの造花及び中には本物振ってる人もいるかも
そういうギミックのある曲という事もありライブには欠かせない一曲にもなっている
子供の頃の原風景を思わせるフレーズの数々とノスタルジックな雰囲気がとっても素敵でした。
迷った時にはきっとそういう思い出が力になってくれる。
松岡さん
「ここ、観やすいでしょ?」と上機嫌
その流れで豊田さんのギターポップ、或いはネオアコど真ん中のギターが心地良い「蜘蛛と蝙蝠」
この曲は管理人が小学生の頃に出たアルバム「ALIVE」に収録されている名曲で
このアルバムが初めて聴いたSOPHIAのアルバムだったので
特に「ALIVE」からの選曲だとかなり血が疼く感じはする。。
都さんのソロもキマってたし、
この曲の不安な気持ちを実直に告白するサビの歌詞も生で聴くとより感情移入してしまう。
そして、
最後に「みんなの勇気」と変えて歌う演出は武道館で初めて聴いた時から大好きなアドリブですね。
勇気を貰える気がする。
オールディーズ感も受けた「KURU KURU」
ノリノリのギターに
鮮やかなキーボードのフレーズが絡んで
バンド演奏だけでも楽しい楽しい。日々を生きる我々のテーマソング。
ハードに突き抜けた「brother&sister」
90年代的ギターフレーズが気持ち良かった「Believe」・・・と
代表曲を注ぎ込むパートもまた賑やかで聴いてて楽しかったですね。
大阪で「Replay」と「Place〜」を演ったとはいうものの、
それを関東公演でもそのまま演るかは未知数だった訳ですが
何とセトリを変えずにそのまま演ってくれました!
う〜ん、
ファンの気持ちよく分かってるなぁ。
それ目当てで来る人も居る〜ってのを熟知してるかの様にも感じた。
「Replay」は、
音源だと狂気じみている朗読風?バラードという印象なんですが、
オーケストラアレンジで聴くとより切実で感動的で、
他の人の感想でもあったけど映画みたいな出来栄えだった
小学生の頃この曲を聴いた時は、
狂ってる曲〜ってイメージが(もちろん、良い意味で)あったんですけど
この曲が持つ喪失感だったり真っ当な未練の表現の哀愁をここでようやく理解出来た気もする
そう考えると、本当にこの日来て良かったな…と思った
小学生の頃の思い出の曲が、
25年経った今になってアップデートされるとか最高過ぎる!
また、この曲の時に真っ白なビジョンに黒字の歌詞だけが表示されて
その中を松岡さんが動きながら佇みながら歌唱する〜って絵面がまた神秘的で素晴らしかったです。
さあ、
個人的今ライブのハイライト、
「Place〜」
この曲で肩震わせながら号泣してしまった。
元々大好きな曲ではあるんだけど、泣くとは思ってなかった
ただ、
「全部やめてどこかの小さな街で 小さな花を植えても
この雨は止みそうもないね」ってフレーズを生であの歌唱力で聴いてたら、
思わず泣いてしまったというのが本音だ。
音源で聴く時は、
サビの「何を夢見てここまで歩いたの」ってトコで一番グッと来るのにね笑
正直、仮に涙が出るにしてもそこだと思ってたのでAメロで泣くとはまったく予想外だったね
でも、
案外そんなものかもね
予想以上にグッと来たから人は涙するもんなのかも。
それに、
その歌詞、
とっても共感度指数が高いというか、
そもそも自分自身の人間性自体が良くないというか、
良くない上に限界も感じてるので
すごくよく分かるというか…
完全に、
歌詞とシンクロしたのかもしれません
そんで、松岡さんの歌がとにかくスゴかった。
単純に声量も半端無かったし、人生賭けて歌唱してるのがよく伝わって来た。
溢れ出した感情がほとばしるようなその歌声にも感銘を受けた忘れられない一幕でした。
この曲は個人的にミスチルで言う「終わりなき旅」に匹敵する名曲だと思ってるので生で聴けて本当に良かった
大好きな曲を生で聴いて感動したり泣いたり本気で笑ったり〜というのは一生の財産として残るもの。
この曲は、
シングルカットにも関わらずオリコン3位で
当時歌の大辞典とか観ててすげぇ〜と感じてた記憶もあり、
元々アルバム聴いた時から好きだった曲でもあり・・・ホントにありがとう。と言いたいですね。
勇ましいメロディに、
後押しする様なシンフォニーが心地良い「One Summer Day」
これは本音で書くんですが"オーケストラの皆さんを含めてこの日はSOPHIA"でした
一体化しているというか…
その感覚をより確かなものにしたのが
最新のアンセム「あなたが毎日直面している世界の憂鬱」
この曲は、
まずはゴスペルグループの歌唱から始まったんですが、
砕けた歌詞をユニゾンで大勢で歌唱している様がどこか異様でかなり格好良かった
バンド演奏でも格好の良い曲なんですが、
オーケストラアレンジだと
よりスケール感がスゴくて生きる勇気を授けてくれる様な一曲に仕上がってました
歌詞の「粛清ばかり」っていうのはストレートに今のXの事なんだろうなぁ、とか思ったり。
豊田さんの尖りつつ、
時に啼いてるようなギターフレーズに魅せられた「in the future」
そして、これもまた小学生の頃の思い出の一曲「街」とクライマックスに向けて一直線に走っていく
元々メロディアスな名曲ですけど、
シンフォニーのお陰でよりドラマチックに響いていました
シンガロングも促し未曾有の一体感を憶える中、
松岡さんがタンバリン叩きながら歌唱したロードムービー的な一曲「夢」
そして、ヴェートーベンの第九と融合させた「黒いブーツ」にてこの日のライブは締めでした。
この曲は…
個人的にSOPHIAの中でも一番思い入れのある曲です
真夜中に頑張って起きてCDTVリアルタイムで観て
この曲が2位に輝いて、
その録画したものを何度も繰り返し観ていました
このライブの時は、
「もしも勝者と敗者がいるのなら〜」の部分で胸がぐわーっと熱くなって
この歌詞小学生の頃大好きだったなぁ…と聴き手に想像を委ねる手法をSOPHIAから教わったこととか
サビのガムシャラで、でも格好良くもある足掻きっぷりに感情移入したり、
様々な感情を胸に抱きながら、なお且つ盛り上がりながら全力で楽しんでました
二日目は演らなかったので、
結果的にこの日行って改めて本当に良かった…。
それに、
ヴェートーベンとの融合も本当に美しくてこれまた新しい黒いブーツに触れる事が出来ました。
自分も、この苦しくも嬉しさもある世界を駆け抜けて行きたい〜と思いました
最後は、松岡さんとマエストロの方が抱き合って万感のフィナーレ
最高の歌と演奏を
ありがとうございました!!!!!🌻🌻🌻🌻🌻
0.overture(シンフォニーのみ)
1. 青空の破片
2.Eternal flame
3.ヒマワリ
4.蜘蛛と蝙蝠
5.KURU KURU
6.brother&sister
7.Believe
8.Replay
9.Place〜
10.One Summer Day
11.あなたが毎日直面している世界の憂鬱
12.in the future
13.街
14.夢
15.黒いブーツ〜oh my friend〜
MCも覚えてる部分書くつもりだったけど、
この日は自分にとっては「Replay」&「Place〜」と
最後の「黒いブーツ」が肝でしたので、
そこを中心に書きました
やっぱり、
自分的には音楽の方が重要ですし、
まあMCはその場で楽しむものって事で笑
都さんがインタビューで答えていたように、
ソフィアの音楽にただオーケストラがくっ付いたものではなく、
本当にオーケストラもゴスペルも含めてSOPHIAだったな。と感じれたのが最も良かったです
オーケストラとの公演はもう当分ないみたいですが、だからこそ、この日行けたのは大切な体験と相成りました。