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会社を辞める。/ポチごっこ。 第4話「けじめ」 感想(ヤングジャンプ2019年27号)

2019-06-06 | ポチごっこ。
相変わらず、すげー可愛い。










大人になると、
責任やしがらみで自分が何の為に生きてるかも分からなくなりますよね
でも、本当の答えはいつだって一つで、全部は「自分の為」なんですよ
他人の目線や期待に応えようとして、肝心の自分を擦り減らすのって本末転倒な話で。
この漫画は、友寄くんが“本当の幸福”を見つける漫画だと思ってるんですけど・・・
その意味だと、兄の期待や仕事の重責に追い詰められて自死寸前まで追い込まれる状況を無理して続ける、
「そこ」に幸せはない・・・いや、もしかしたらあるのかもしれないですけど、その負荷に耐えられるかどうかも重要ですから。
時には、こうやって「逃げる」という選択も(本当に)重要なんだと思います。生きることを諦めないのならね。







人間は不思議なもので、
一度努力のハードルを下げてしまうと、
中々元には戻せないんですよ
友寄くんも花の家に逃げ込んで「楽」を経験してしまったから、
そりゃもう二度とああいう「戦場」には戻れないだろうな~って思う。し、
正直キツいなら戻らなくても良いと思う
もっと他の形で幸福が生まれるかもしれないし、
その内好転するかも~っていう目論見で同じ賽を振り続けても絶対に好転しないんですよ

仕事場では叱られて当たり前の事も出来ないけど、
ここではちゃんとゴミ出しが出来る/ちゃんと掃除が出来る・・・、という
“それだけで”大きく評価してナデナデしてもらえる。うん、そういう事ですよね
自分の身の丈にあったハードルを選ぶ、、、というのも、ある種楽しく生きる為には必要なことだと思う。
そして、友寄くんの気持ちになって考えてみると、正直めっちゃ嬉しいと思うんですよね
そういう一般的に言えば「些細な事」で褒められるっていうのは。。
花はなんとなく自信を付けさせたいのかな?って読んでて感じたりもしました。







そんな花の私生活はやっぱり謎で、
一人暮らし・・・と思いきや、誰かいるみたい?だし、
それにお酒の缶がある時点でちょっとおかしいですよね
普通に考えてお酒は飲まないでしょうし、、、
飲むようなタイプにも見えない。
思ってた以上に、
「闇の匂い」を感じますが、
その時友寄くんがどういうリアクションを起こすか・・・が、重要になって来そうな予感もします
次週は会社に行ってけじめの辞表を出すみたいですし、その描写も色々と楽しみですね
「その一歩」を踏み出せるかどうか、、、で、友寄くんの人生も変わって来そう。







しかし、
今週も花さんめっちゃ可愛かったです・・・!
冒頭のサービスシーンの時点で凄くラッキーだと思うんですが(笑
ちょっと生々しい着替えの様子はある意味この作者にしか出せない雰囲気があって最高でした
そもそもむっちゃスタイルが良くて天真爛漫な女子高生に養ってもらえる?という時点で勝ちなんですよね
些細な仕草や表情の一つ一つが可愛くて素敵で面白くて。。全部のコマが眼福でした。

ぶっちゃけると、
明るい性格、優しい気遣い、そして制服の膨らみ・・・という時点で
男を虜にする魔性の魅力がある。って言えます
もう30超えてるのに何書いてんだ?という感じですけど(笑
でも、本当そうで、
それは思春期を棒に振った類の男性の憧憬的な、、、って益々酷い感想になってますね笑
うん、でも、色々と上手いキャラデザと物語になっていると思いますよ
こんな可愛い女の子、花のJK、しかもグラマーに、
ゴミ出しだけで「偉い!」ってナデナデしてもらえる・・・
本当に素晴らしいですね!(笑
それでも、
主人公である友寄くんに変な感情が沸かないのは、
彼自身メンヘラっぽいところが正直あるんで同情してる所為もあるのかもしれない
要するに、多少都合の良い展開があっても、許されるんじゃないか・・・っていうね。
それに、なんだかんだ人のために頑張っちゃう健気なところも可愛いしね(笑
何より彼自身の状況や心境が感情移入出来るものですし、
解放された時の彼の表情が象徴的で色々な意味で奥深い内容だったかと思います。











さり気に学校の描写も出て来ましたが、
もしかして花は元々ポチ・・・こと友寄くんに好意があったのでは?
とか、推測しちゃったりもして、初っ端から伏線仕込んでるのも物語的に期待出来ます
何より、作画や演出込みでこの漫画は人間の心情をリアルに再現する芸術性が高い。って純粋に感じました
逃げたあとの心の落ち着き、見える景色の違い、そして逃走の重要性・・・色々な意味で大好きな漫画ですね
友寄くんのどうしようもなく真面目ないじらしさも大好きです、花さんと同じくらいに!!
兎角、(個人的に)目が離せない、最高に続きが気になる作品です。アンケでも応援。





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