サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

BAND-MAID「10TH ANNIVERSARY TOUR FINAL」@横浜アリーナ 23.11.26

2023-11-29 | LIVE











先週の日曜日、BAND-MAIDのライブに行きました。










BAND-MAIDのお給仕に行くのは今年一月以来2回目でした。
その間に細かいツアーとかもあったんですけど、全部チケット取れなかったんですよね(笑
この横浜アリーナ公演はその時発表になったものなので、そう考えると時が経つのは早いな~と。
仕事中は遅く感じるけどな。。
 会場の横浜アリーナは、
度々語ってるんだけど実は生まれて初めて行ったコンサート会場なんですよね
なので、ここに来ると毎回色々懐かしくなってしまう、って言う...ある種のルーツですね。
子供の頃はあの席で観たんじゃないっけ?とか、やっぱり思い出しちゃいますね。
大人になって自力で来れてるのもまた感慨深いなぁ、と感じつつ。
文字通りすべてを出し切った渾身の公演でございました。
では、以下。
















会場に着くと、
いっぱいお花が届いてたので眺めてたんですが、
来てる面子がえげつなくてのっけからビビった。
V系が多いのは何となく理解出来るけど、小室哲哉とかはどういう縁なんだろう。でもなんだか嬉しい気分に。
 席に関しては
アリーナ席の真ん中くらいでまあまあの席でした
時折肉眼でも表情確認出来るかな?くらいの席でしたかね
夕方5時開演で10分くらい経った瞬間にこれまでの歩みを描いたムービーからライブはスタート!

初っ端から代表曲「DOMINATION」という選曲にアガる。
分厚いリズム隊に感動を覚えつつ、この規模の会場で「ハロー」のシンガロングはやっぱりアツかった。
鮮やかなギターリフが光る「glory」
小鳩ミクが歌う歌モノの楽曲「alone」
更にノリの良いロックナンバー「Play」と人気曲を立て続けに披露していく。
その中で、割と最近なんだけど個人的には出会いの曲である「Unleash!!!!!」はブチ上がりました。。
あの洪水っていうか滝みたいな印象の間奏の激しいギター演奏を生で聴けたのと、
サビの照明が虹色で超カラフルだったのも良かったし、
サビ最後のダンダン~の部分のコールも楽しかったですね。
何より、この瞬間を待っていた...というニュアンスの歌詞と相俟って聴いてる時のカタルシス、
及び解放感が半端無かったですね。
これぞロックコンサート感・・・っていうか。
この瞬間だけに生命を注いでる感覚が刹那的で痺れた一幕でした。
まるで、ライブハウスで観てる様な臨場感でしたね。


ハードロッキンな音像が光っていた「Thrill」
そして最近出した配信シングルの「Shambles」と新旧の楽曲を立て続けに演奏。
「Shambles」では「人間万事塞翁が馬」ってフレーズの生歌唱が印象に残ったし、
「邁進GO」と聴き手の背中を押す力強さも聴いてて胸に来ました。
盛り上がりに長けるサビと、
ギターとベースのバトル~に畳み掛けるドラムにも興奮した「Don't you tell ME」
更に躍動感のあるドラミングがこれまたカタルシス満点だった「After Life」と攻め攻めのセトリ。
この曲は、
前回観たライブで好きになった楽曲の一つで、
この日もまた小鳩のシャウトも含めてそのガッツ溢れる歌詞と歌唱に浸っていました。
「幸せになりたい」というストレートな歌詞が胸を打つリズム隊の迫力にも魅せられた「Sense」
SAIKIの歌唱も歌がクッキリと伝わって来る丁寧な仕上がりでそこも素晴らしかったですね。
中央のステージに小鳩ミクが出て来て、
「ジャーン」とギターソロをかまし、3ピースのセッション風のイントロから名曲「influencer」
この前奏もまたあまりにも格好良くて正直かなりキマってました
小鳩の「Everybody Look」という掛け声、
そして、
ファンキーなベース&ギターソロにも魅せられたこの日もまた会心の演奏に仕上がってました
何より、サビのSAIKIのボーカルが破壊力満点で人間が水面下で抱いてる感情を刺激してくれました。
デカいハコにも似合っていて、この曲の時は逆に❝アリーナ感❞に酔い痴れてた感じでしたね。
個人的に、
「Unleash!!!!!」と「influencer」は絶対に聴きたい!と思ってたので嬉しい選曲でした。。
改めてライブでこの曲を聴いてるとバンドメイドの良い部分の詰め合わせの様にも感じました。


音源以上の疾走感を感じさせてくれた名インスト曲「from now on」
この曲を聴いてると確かに90年代V系感あるかも・・・ってちょっと思いました
また、ウルトラテクニックで聴かせるKANAMIのギターソロも素晴らしく盛り上がりました。
ああいうのはアリーナクラスのハコで聴くと超絶品よね(笑
 ここからバラッドゾーンに突入。
綺麗なアルペジオも印象的だった「Daydreaming」
低音が際立つリズム隊の存在感も見事だった「Memorable」では、
サビのSAIKIの歌唱がビブラートを効かせた流麗な仕上がりになっててそこもステキでした。
ステージ後ろの大型ビジョンにこれまでの歴代の写真も次々と映し出された「about us」では、
「Cries...」というサビの歌詞も相俟っていつになく沁みる出来栄えで感動しました
BAND-MAIDは激しいロックだけでなく、歌モノも行けるぞ!
そんな主張を感じつつ、
今度はオルタナ風味のロックナンバー「Mirage」と幅広い側面で魅せていくBAND-MAID。
なんだかビビッドで前衛的な映像と共に届けられた「Bubble」ではシンガロングも発生。
更に、
小鳩がアリーナ席を回って遠くの観客にも近くで歌を届けた「Rock in me」と様々な演出でお給仕は進行。


ここで、
今度はゆったりと聴けるアコースティックでのステージが始まる。
中央のステージにてSAIKIとKANAMIが二人きりで演奏。
渋いアコギの音も快感だった「Different」
そして照明が塔の様に形を変えていた神秘的な「anemone」、
果ては、
SAIKIがまさかのピアノ弾き語り(!)で披露した人気曲「Choose me」~と
しっとりとしたパフォーマンスでも聴かせて魅せていく様も心地良かったですね。
個人的に、
SAIKIさんはボーカル専念タイプに見えていたので、
ピアノ弾き語るのは予想外でした。素のアレンジが光る分、歌詞がより沁みる出来栄えになっていて
今後も彼女の"楽器演奏者としての"パフォーマンスにも期待したくなった一面でした。


煌びやかなインストナンバー「onset」からバンドセットでのライブが再開。
各々のソロパートもあって非常に楽しい一曲でした!
更に、
小鳩ミクが歌う「Brightest Star」
好例のモエモエキュン~コールからのノリの良い「FREEDOM 」の披露
そこから、テクニカルかつリズミカルなAKANEのドラムソロがスタート!
そう言えば、
ライブでドラムソロを(単体として)聴くのは久しぶりだな~と感じつつ、
序盤と比べてどんどんスピードアップしていく迫力満点のドラミングに完璧に骨抜きにされました
こういうの聴いちゃうと、もっとライブでドラムソロあってもいいのでは?とか思っちゃいますね(笑
正直、かなり盛り上がってたし。

ドラムと言えば、
最早AIR JAMに出ても違和感無いのでは?ってくらいパンキッシュな高速ドラミングを披露した「BLACK HOLE」
この曲も1月の東京ガーデンシアターで聴いて大好きになった楽曲の一つで、
この日はグラグラ揺れる迫力のアンサンブルに呼応して
ずっとヘドバンで応戦してました
それがあまりにも気持ち良過ぎて、演奏で頭どうにかされた...
ってクオリティの一曲でした
この曲の狂気は、正に古き良きロックコンサート的・・・この曲をアリーナで聴けたのも嬉しかった。
ある意味、大地と一体化してしまったような音楽的オルガズムが強烈な一幕になってましたね。
個人的にはこの曲がこの日最もイカされた楽曲でした。。


ライブも終盤戦。
SAIKIが「かかってこいよー!!」と観客を煽り、
いぶし銀のベースソロから「DICE」を投下
メロディアスかつポップな歌も気持ち良かったし「さぁ 始めよう」というフレーズも胸に残りました
現時点での最新アルバムから「HATE?」も披露
この曲はイロイロあった・・・
ステージの上にある階段を上がって更に高い場所から砂塵の様な映像と共に歌うSAIKI、
中央のステージでベースとギターのソロ合戦が勃発したり、
そのワイルドな演出も含めて痛快な一曲でした
正にロックンロール!
「お前が嫌いだ」と叫び倒しサッと終わっていく音像は痺れましたね。スカッとした。
 ライブでは特に盛り上がる一曲「NO GOD」
サビのシンガロングが楽しくて、
自分も一緒になってオエオエオ!と歌唱
ポップに駆け抜けるこの曲を経て踊れるロックナンバー「Magie」で今度は横アリをディスコに変える。
その勢いのままに、パワフルなボーカルで聴かせる「Manners」と最高沸点を刻んでゆく。
既に、
もう30曲以上歌ってるはずなのに、
まだあんな力強い声でるんだ・・・!と純粋にSAIKIの歌唱に感動してました
アウトロの小鳩ミクとのユニゾンも綺麗で魅せられた一曲。
更に、
今度はバンドバージョンで名曲「Choose me」を攻撃的に披露しまだまだ燃える横浜アリーナ、
本編の最後は疾走感溢れる「FORWARD」とみんなで精一杯歌い切った「endless Story」で圧巻の幕引き。
「どんな明日も
 どんな未来も
 戦い続ける理由が
 生きる証だ」
という歌詞、
そして、最後の小鳩ミクの「いってらっしゃいませーっ!!」という大声。
そう、
ここで終わりじゃない。
ここで感じたものを思い出を胸に刻んで、
観客の一人一人が再び日常という戦場にまた帰って行く。

そんな事を想起させる演出がまたドラマチックでグッと来ますし、
またちょっと成長した自分になってここに帰って来たい。そんな風にも感じたフィナーレの瞬間でした。
ドラムソロを含めると全34曲、そして4時間の長丁場のライブ、正に集大成のお給仕という感想。
そんな記念碑的な公演に立ち会えたのはいちリスナーとして幸福な時間でしたね。
ありがとうございました!!!!!
















1.DOMINATION
2.glory
3.alone
4.Play
5.Unleash!!!!!
6.Thrill
7.Shambles
8.Don't you tell ME
9.After Life
10.Sense
11.influencer
12.from now on
13.Daydreaming
14.Memorable
15.about us
16.Mirage
17.Bubble
18.Rock in me
19.Different(Acoustic)
20.Anemone(Acoustic)
21.Choose me(piano ver.)
22.onset
23.Brightest Star
24.FREEDOM
25.DRUM SOLO
26.BLACK HOLE
27.DICE
28.HATE?
29.NO GOD
30.Magie
31.Manners
32.Choose me
33.FORWARD
34.endless Story















しかし、
ご覧の通り全34曲・・・と正にフルボリュームのライブでしたね
今年観たライブの中では最も曲数の多いライブだったんじゃないでしょうか
それ故に、
結構足がガタガタでしたけど(笑
ただ、
その分大河ドラマの様な(←全然観てないけど)感動のあるお給仕だった事は間違いない
それと、
来年はこの公演の映像作品が出るのと、
ニューアルバムに新ツアーも・・・って事でその立ち止まらなさも格好良いな~って思いましたね。
 正直、
かなりチケットが取り辛いバンドになって来てるんですけど、
運良くチケットが手に入れられれば来年も是非更に進化したBAND-MAIDが観たいなぁ、と!
引き続きロックオンしていくので是非よろしくお願いします。。



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