大体毎週思ってるけど、今週は特にヤンジャン面白いなあ・・・って思いました
理由は分かってるんです。前にも書いたけど完全にバラエティパックみたいな布陣になってるから、、、ですね
「こういうのはこの雑誌じゃ受けない」みたいなのが無いのが実に素敵なんですよね
っていうかね、「こういうのはこの雑誌じゃ受けない」って風潮がある事自体おかしいと思うんですよ（笑
色々な表現、漫画があって然りな筈なのに、「この雑誌はこう」みたいなのって実につまらない事なんだな、って
最近のヤンジャンを読んでるととみに感じたりする・・・っていうのが個人的な本音です
ようやく自分に合った雑誌を見つけられた気もしてますね。
ミラジャンも楽しみだし（笑
なんかね、、、シンマンGP作を読んで、志村貴子の漫画を読んで、「元ヤン」読んでたら
あまりにも個々の感触が違いすぎて正直愉快な気持ちになっちゃったんですよ笑
「ああ、こういうのが“雑”誌であるべきだよな」というか
コミック誌は“雑”なのが個人的な理想なんだと
青山くんとかもまた違う読み味ですしね・・・
逆に言えば雑でない雑誌はまた別の何かなんじゃないかな、とも感じる次第であります
もっともっとフリーダムに、良い意味でめちゃくちゃな誌面になっていく事に期待してます
また、それを平気で受け入れてる読者も凄いと思いますけど（笑
いやあ、バラバラなのって素晴らしいですね。
☆ボクガール ＃99 ボクの記憶
カワイイ。
もう99話なんですね・・・
っていうか、来週で100話じゃないですか、、、来週は単行本も出ますし、
色々と嬉しい週になりそうですけど、展開としてはかなり哀愁めいたものになって来ました
大好きだったロキちゃんがいなくなって、誰からの記憶からも消えていて、彼女を知ってるのは瑞樹だけで・・・
正直読んでてちょっと悲しかったというか、主人公である瑞樹の気持ちも分かるよなあ。。って思ってしまいました
やっぱり、瑞樹はロキちゃんの「弱い面」も「ウブな面」も色々と見て来ましたから、
その分思い入れが強い・・・んだと思います
もっと楽しませてあげたかった、
一緒に遊びたかった、
でも、きっともうあの頃には戻れない――――
っていう、感情が吹き出してしまって彼（彼女）は号泣したんだと思います
不敵に見えて、強い女の子に見えて実は怖がりで怯えていた一面だったり
悪戯っ子の困ったちゃんに見えて、実は素直に喜んでくれるピュアな一面があったり
なんというか、瑞樹も・・・
言い方が難しい上に的を得てるのかも分からないんですが、
きっと「女の子を守る喜び」だとか「女の子をもてなす喜び」だとか
そういう、、、“男としての喜び”のようなものを感じてた部分もあったんじゃないかと思うんですよね
それくらいロキちゃんの前での瑞樹はとても頼もしかったですし、男らしかったですし、猛や藤原さん達とはまた別の・・・別の側面を見せていた、と思っていて
そういう思い出からしても、きっと泣くほどに感情移入してたんだろうなあ、、、と読んでて感じました
きっと、瑞樹はロキちゃんがみんなのイメージ通りの女の子でない事を知ってるから。
驚愕の事実よりも、そんな気持ちの方が勝（まさ）ってしまっているんでしょうね。
個人的には瑞樹に本格的にデレるロキちゃんも見てみたかったですけどね笑
何気に、瑞樹のイケメン化はロキちゃんのエピソードでより際立ってたんですよねぇ・・・
「あの時」の約束を果たせるのか、瑞樹は答えを出せるのか、選ぶ事が出来るのか。
そして、それはどちらの想い人を選ぶのか、って事にも繋がっていて。
物語的にも佳境、または大詰めな気がして来ましたが
タイミングとしては悪くないでしょうね
散々悩んでましたからね（笑
後は、彼の答えを全力で見届けるだけ、です。杉戸さんの誠実な作劇に期待、応援しています。
こんな瑞樹もカワイイ。
しかし、冒頭の妊娠ネタに反応している瑞樹も可愛かったなあ・・・（超笑顔）
まあ、選んだのが女だったら瑞樹が宿す感じで
男だったら瑞樹が宿させる感じですけど笑
瑞樹と藤原さんがそういう関係になったら一体どういうプレイになるんでしょうね・・・？なんて事を
不意に考えてしまいましたが（笑 また、そういう内容の袋とじをやって欲しいなあ
藤原さん編もやって欲しいなあ・・・（遠い目)(おねだり）
なんて妄想しつつも笑
「男として」とか言ってるけど、言ってる顔が明らかに女の子ですから！（笑
それと、大川さんのドヤ顔での自信過剰発言も面白かったです
初めて素直に可愛いと思えたかもしれない
そして山田と夫婦的関係になってるなあ、、、とか
瑞樹が泣いた時に猛がちゃっかり「ドキドキするだろ」ってどさくさに紛れて言ってたりとか（笑
コメディとしてもちゃんと楽しい仕上がりになっててその点でも満足でした
でも、こういう雰囲気だと正直
「またロキちゃんと笑い合える日が来ないのかなあ・・・。」って感じちゃうのもまた本音です
きっと、瑞樹はいつも明るくて自分に懐いてくれるロキちゃんの存在が好きだったんだよね
空っぽになった部屋、誰しもの記憶からも消えている現状、物寂しい雰囲気、、、
そのどれもが「また一緒にバカやってたり、笑い合っている二人が見たい。」と思わせるには十分な演出になっていて
同時に、また瑞樹の優しさに紅潮するロキちゃんも見たいな、、、って気持ちにもさせられたり笑
最初はとんだ悪戯キャラでしたが、いつの間にかすっかりヒロインになってたんですね・・・しかも裏ヒロイン。
でも、最後にはきっと笑い合える事を信じています。せめて猛や藤原さんは彼女を思い出してくれますように。祈ってます。
藤原嬢も久々に（回想以外で）登場！相変わらず可愛くて、藤原さん成分も補給出来ました（笑
にしても、今週のボクガの展開は随分哀愁が漂っていて素晴らしかったですね
主人公の気持ちが説明ではなく、行動や表情で伝わって来る作劇は正に杉戸節が効いてましたし、
普段の賑やかでニヤニヤ出来るラブコメっぷりも大好きですけど、
こういう想いの丈を感じさせるおセンチな回も大好きだなあ。。と、素直に思えました
きっと、君は確かにそこにいた
だけど、今はもうどこにもいない
そして、もうあんな日々が戻らないのも（直感で）分かる
でも、胸の中には今でも彼女の笑顔があって――――
っていう、割と読者の想像力に委ねる作りにも仕上がっていて
そこにまんまとハマってしまった、、、という印象ですね
本当の顔を知ってるからこその涙。
瑞樹は、最高の主人公です。
本音でそう感じました。
まだまだ見て欲しいので宣伝。ファンならきっと満足出来る、はず
ボクガール 袋とじ番外編～ボクとアイツの初えっち！？～ 感想ほか（ミラクルジャンプ 2016年3月号）
瑞樹とロキちゃんの思い出を懐かしむ意味でもこちらも是非
美少女とイケメンの両立！ ボクガール 8巻/杉戸アキラ
来週は遂に100話！
応援して来て本当に良かった・・・！
物語も佳境を迎えてる気がしますし、益々目が離せません。
☆潔癖男子！青山くん ＃46 後藤ちゃんが熱く語りき
後藤ちゃん・・・（惚れ）
まさかのお風呂回でした
いや、、、この漫画がそれする必要ある？とか思いつつ
正直冒頭でそのコンセプトが分かった途端嬉しくて仕方がなかったです（笑）。
いやいやいや、確かに「もぐささん」の後釜的ポジションにも期待してましたけど、
まさかガチでもぐさポジになってしまうとは・・・！？
実に最高ですね（超笑顔）
また、後藤ちゃんがいちいち可愛いのよ
ぼっちで寂しそうに銭湯の前で佇む姿とか
人前で裸になる行為を恥ずかしがってる表情だとか、
自分の胸の小ささを気にするカットとか（笑
密かにブラも披露してましたし、
なんか色々な意味で堪らなかったですね
色々な意味で、とは言ってもそんなに色気のある絵柄じゃないから
勿論そういう意味で、という訳ではないんですけど
その分ニヤニヤ成分が（個人的に）凄かった
この子付き合ったらヤバいんじゃないの・・・！？とか思いつつ、
真っ当にラブコメ化していく最近の「青山くん」もまたかなりお気に入りなのでした
あと、みおちゃんのおっぱいと紅潮した表情もまた良かったです笑
でも本格的にライバル化しちゃったらどうなるんでしょうね
特にみおちゃんが自覚したらヤバそうな気が（笑）。
あと、今回彼女らが入浴してた銭湯、某市原温泉っぽいなあ、、、って少し思いました。偶然でしょうけど。
☆シンマンGP2016 エントリー作品⑦ オニとユイ/古宮海
良かったと思います
何が良かったかと言うと、第一に読みやすかった
これまでのGP作品の中でも「クノイチノイチ！」と並んで読みやすかった
それは、きっとテーマが非常に分かりやすかった事が大きいかと
どんなに頑張っても届かない現状、
その度に自覚する劣等感・・・
そういう、、、「あいつには負けたくない。あいつを越えたい」って気持ちは分からなくもないので
とってもスムーズに、尚且つ感情移入しながら読めた気がします ユイの気持ちもまた分かるし、、、って事で
期待した通り、個人的には凄く良い作品だったと思います アンケは勿論支持にします。
でも、確かに（自分は中々越えられない）ハードルをやすやすと越えてたり、才能の違いを見せつけられると
「はあ・・・」って気分にもなっちゃいますよね
それを幸せと感じるのか、
それとも悲しいと感じるのか、、、
結局はその差な気はします。個人的な心情にも響いた。
ただ、ユイはユイで、純粋にオニと一緒に強くなりたかった、
空手という競技を楽しみたかった、切磋琢磨したかった・・・ただ、それだけだったんでしょうね
それはそれでちょっと感情移入しちゃうなあ、というか、そういうトコロも新人離れしているなあ、と思いました
「どっちの本懐も果たされて欲しい」と二律背反の気持ちを持てた辺りもまた秀逸だったのではないかと
デビュー作が良かったのでこの方の作品に密かに期待してたんですが、それは正解でしたね
ちなみにユイはオニとの画像をスマホの待ち受けにしてそう（笑
☆（出張読切）ひゃくにちかん！！/那多ここね
最初、何この女性誌に載ってそうな漫画！？って思いましたが、
読んでみると意外とギャグがスパイシーで面白かった
子供の毒舌ネタだったり、
無邪気な相様だったり、
恋心だったり
割とテーマに於けるおいしいネタを惜しみなく投入する感じの作風で
退屈せずに読めた気がします それと冒頭で高校生が「ヤンジャンどこー」って回し読みしてる描写があったのも良かった笑
でも、こういうのも載せるっていうのもヤンジャンの懐の広さを感じてイイですよね
雰囲気はやっぱり女性誌的ではあるんですが、子供を俯瞰から視るコンセプトは青年誌っぽいかもしれません
その割にロリ達は意外と可愛かったり、紅潮する表情にもニヤニヤ出来たり
上手い具合にバランスを取っている気もしました
個人的に、「きたない」の連発には流石に吹きましたね（笑）。
主人公のリアクションとかも何気に面白い。期待。
◆BUNGO-ブンゴ-
先輩の言葉には重みがあっていいですね・・・
道を極めんとする方々は常に十字架を背負ってるような感覚なんでしょうね
正直、このまま吉見で勝って、彼が報われるトコロを見たいとか思いながら毎週読んでます
常に「最高」を求める、それもまた一つの生き様なのかもしれません。
◆リクドウ
三原の渾身の一撃が炸裂・・・！
ただ、柳のドラマがあまり語られてないので、
恐らくこれが最後の花火である可能性が高い、、、かな
それでも、最後まで健闘して欲しい。良い意味で泥臭いオチになるのを期待してます。
三原が最終的に「何か」を得れますように。妹の態度が少し心配だけど笑
格下の、格上への下剋上の一撃、素晴らしかった。熱かった！
◆天野家四つ子は血液型が全員違う。
ちょっと違うかも、ですけど
分かる気持ちもあって
自分の場合は、ちょっとミスしたりトラブルがあったりすると
「今日は運の悪い日なのでは、、、」とか、朝に大雨だったりすると
「何かの前触れかなあ、、、」って思ってしまったりする事があります
要するに、何かに自分の運を委ねる。って事なんですけど
まあでも結局何とかなるもんだったりもします。
あと自分ルールを何度も改ざんする感じも、少し分かる（笑
◆娘の家出
両親の前で宣言したトコはドキドキしたわ（笑
ただ、百合って軽く言うけど、実質「子供が産めない」って事でもありますもんね
それはそれでハードルが高いよなあ、、、って不意に思ってしまいました
青山くんといい、志村さんの漫画といい今週はエロ担当が少し変ですね笑
◆プリマックス
う～ん・・・
悔しいけど、「ちょっとカワイイ」って思ってしまった（笑）。
これもまた本作のマジックなんでしょうか。最後の驚いた表情含めて「カワイイ」でした。
◆グラビアトリ
何で最初からこの方向性でやらなかったんだろ？
はっきりいって、それまでのオナニー展開の数倍面白いですね・・・
最初から彩乃を主人公にして、内向的な少女の自信付け物語にして構成したら良かったのに
それに、前回の終わり方が「遂に一人だけ来た」って感じの終わり方だったので
いきなりの子ギャル来訪には驚いて演出的にも良かったと思いますし、
読者も彩乃以外全落ちだと思ってたと予想しているので
その意味でも意表を突けてて良かったんじゃないかなあ、、、って感じました
彩乃ちゃん普通に可愛いと思うし、まあ未だ絵柄に明確な色気が出て来た訳ではない、とは思うんですが
それでもちょっとずつ良くなって来ている気はしています。だから来週のカラーもアピール的なものなんじゃないですかね。
内向的な子がグラビアに～っていうのはグラビアものだと王道と言えば王道なんですけど、
それまでは完全に求めてない展開がバンバン続いてた分、
「ああ、ホッとしたわ」って
個人的になっちゃいますね（笑）。
独自性が強すぎるのも考えものですよね。
次週はテラフォが復活、
それとシンマンGPがいよいよファイナルですよ
自分は「クノイチノイチ！」が一番大好きで、次いで「オニとユイ」って感じですが
皆様も「それぞれの楽しみ方」でそれぞれに楽しんで下されば・・・と思います
って書くと、なんだか何様？って感じですが（笑
自分も自分が好きだと思えるもの「だけ」に投票して来ました
そんな祈りが結実しますように。
「ボクガール」もハラハラドキドキの展開、
次次週には久々の新連載作品も始まると思うので色々とワクワクですね。
