サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

Rei「Release Tour 2024"SIX XINGS"」@恵比寿LIQUIDROOM 24.10.9

2024-10-14 | LIVE












先週の水曜日、Reiのライブを恵比寿で観ました。










Reiとは、
ギターに拘っているシンガーソングライターで
フジロックでスガシカオさんのバンドメンバーを務めたり、
近いところだとレミオロメン藤巻さんのフェスに参加したり、
ライジングのチバユウスケ追悼ライブ?にも参加してたり
同じくシンガーソングライターの藤原さくらと仲良かったり・・・
つまりは、
ミュージシャン’sミュージシャン
ミュージシャンに好かれるミュージシャン
って感じがします
ライムスターとのfeat曲も素晴らしかったですね。

このライブは、
この日に発売となった新作「XINGS」を記念したツアーで
前作「VOICE」は彼女の歌をフィーチャーしたポップス要素の強い作品でしたが、
今作はギターをフィーチャーしたロック色の強い作品って事で・・・
実は、
3月に一年半ぶりに参加したばかりなので、
また時間を置いてから…と見送るつもりだったんですが、
先行配信シングルの「Heaven」が格好良すぎたので参加を決めました
やはり、
かっちょいい新曲はライブへの参加意欲を掻き立てる・・・
結果的には行って大正解!の小気味良いロックショーでございました。では、以下。

尚、
ツアー初日でしたので、
セトリのネタバレには注意して下さい。
全部は載せないけどね。















一曲目は、
新譜と同じく「GUITARHOLIC」から。
妖艶なムードでバッキバキのロックサウンドを紡いでゆく。
サビでキーワードとして出て来る「本性」というフレーズが印象的だった
ちなみに、
時間無くて先行シングル二曲しか聴けてなかった
でも、「ライブで初めて聴く。」ってのも案外楽しいもんだな〜と。
そして、
イントロからして軽快なギターが気持ち良いキラーチューン「Heaven」
原曲とは違ってより小気味良い感じに響いてた感じがした 
歌詞は、
「まぼろしのあいでした」という言葉が切ない
それと、生で聴くとヤリヤリヤリヤリヤ〜って掛け声?が楽しいな、と。
ギターソロも炸裂して序盤から盛り上がりを見せていた。
 もう一つ、
この曲
「失う前にほら Heaven
 気づいてよそこが Heaven」ってフレーズに高まる
んです
今現在管理人は38歳ですけど、多分おじいさんくらいの年齢になった時に
今ですら「若かった。」とか懐かしんだり羨望すると思うんです
それを考えると、
今の幸福に気付くのも大事だよなぁ、と
自分は両親も健在ですし、この「Heaven」を噛み締めなければきっと後悔する。
そんな事を想いながら最後のフレーズを噛み締めていました。

ミラーボール🪩が回り出し、
軽快に奏でられた「HEY BLUE」
最近気付いたんですか自分ミラーボール大好きだな〜と笑
この日は、
1週間の真ん中で 
結構仕事の疲れもあったんですけど、
ゴキゲンなロックンロール「COCOA」とかを聴いてたら自然と元気になる自分も居ました
ノリノリのパーティ・ロックでフィーリングを楽しむ"感じるロック"が心地良い。
踊りながら聴いてたら、Reiもまた「アーオ!!」とご機嫌なシャウトもかまし益々ホットな雰囲気に。


MCで、
「もう既に胸がいっぱいです。」と語り、
これまた新譜から「BLACK&WHITE」を披露。
カメラをテーマにした曲で、
曲間で
写ルンです。を使って観客を撮ってた演出も面白かった
写ルンです、もう何十年も使ってないな・・・
少し使いたくなった。

キーボードのアレンジがファンタジックな音色で好きだった「ERROR 404」
そして、
以前も渋谷公会堂で聴いて良かったと感じた記憶がある「Categorizing Me」
多少AORの匂いもする美声を活かしたバラッドで、
しとやかな歌から、
後半情念たっぷりのギターソロが炸裂、
更に、
歌詞では
「誰のために息してるの」と葛藤が滲む本音が出て来たり、
苦悩がそのまま曲になっている様で凄く沁みた一曲でした
って、
説明を交えて書いてるけど、
単純に堰を切ったように溢れ出したギターの音色に陶酔してしまった… というのが本音。
疲れてる時にバラードを聴くと眠くなりそうですが、逆にハッとさせられたのが印象的だった。


「Spy Baby」は、
タイトルだけ見ると攻撃的なロックナンバーかな?って思いましたが、
実際はキューティーなラブソングに感じてそれも意外性あって良かったです
結果的に当日発売なのが要因となってライブで初めて聴く曲多かったけど、
それはそれで新鮮に聴けてよいな〜とまたも感じました
そのポップな音像に浸りつつ、
ここからはロック・モードに。
Spotifyでいつも再生回数上位に君臨している「Lonely Dance Club」
この曲は特に最高だった
雰囲気たっぷりの始まりから
サビでのReiの魂の熱唱、
そして、
平日の真ん中にライブハウスで踊っている〜という現実も加味して
やけに自分の中でテンションが高まってしまっていつもと比べてもえらい気持ち良かったですね
正にタイトル通りの瞬間でした
そして、
去年の「VOICE」から「RUN,RUN,RUN」
「VOICE」の中では最もロック寄りの楽曲だったので組み込まれたと思われる
張り詰めたアンサンブル、そしてスピード感のある展開
そのワイルドな音像に心酔しつつ、
「みてみたい 明るい未来
 道のりが長くても」
という切実なフレーズも光っていました
ラスト、
ギターのキュイーン!という音がまた素晴らしくテンション上がりましたね

どの曲でもそうなんだけど、
この曲は特にギター弾きまくりながら歌えるの凄いな〜と感じた「Route246」
確か、
この曲ではメンバー紹介か何かで
「恵比寿リキッドルームの皆さん!」と観客もメンバーの一員として呼ばれてた気がする
その時の歓声がまたスゴかった
そして、
新譜から「So?」これがまた面白かった
セッション風から始まりロカビリーの要素も感じる曲
最初はスロウだったアンサンブルが観客のコールとかによって
どんどんスピーディにタイトに変化していく〜という類を見ない曲で、
これ面白かったからまた聴きたいな〜と笑
しかし、
それにしても物凄い速弾きだった。。
 本編最後は、
「普段誰にも褒められない」
「今日は皆さんの事を沢山褒めたい」
って事で「Good Job!」をプレイ
確かに、
普段日常を過ごしてて褒められる事ってほぼ無い笑
子供の頃は何をしてもよくやった〜と褒められるけれど、
大人になった今、
仕事は「やって当たり前」
ミスや取りこぼしがあったらネチネチと不満気に指摘されるだけ…っていう。
貶されはすれど、褒められる事はない〜ってのは時に堪えるもんだ
内心、
大汗掻きながら頑張ってるよ!って言いたい時もある。
何も頑張ってないのなら平気だけど、苦労が自己満足だけに終わると辛い気持ちもある。
だから、
笑顔で観客に「グッジョブ!」と歌唱するこの曲は素晴らしく感じた
自分以外の他の観客も溜息吐きながらしんどい毎日をこなしてる人もいるだろうな〜と
他人の事を想いながら聴けた曲でもあった
そして、
出たばっかりの曲なのにえらい盛り上がってたのにも感動した
ツアー初日は手探りだと言うけれど、もう既にかなり仕上がってるのも感じ取れました
勿論、
今後益々進化してゆくでしょう

ちなみに、
アンコールも敢行
それもダブルアンコールまでありました!
来年の2月に再び旧渋谷公会堂現LINE CUBE SHIBUYAでワンマンを行なう事を告知
渋谷クアトロもこのリキッドルームもソールドしてパンパンだったので、
その勢いも持って向かうのでしょう
MCで、
「全員来てくれよな!」と笑顔で語るReiさんが眩しかった。
そして、ゆったりとしたミディアム・チューン「Arabic Yamato」を披露
純朴なポップスで「難しいことは おいといて」と語りかける優しい良い歌でした
この曲…..
ハード・ロッキンな曲が多かったこの日のセトリに於いて
数少ないリラックス出来る様な癒しポイントだったかもしれない。
それはそれで良いアクセントになってて秀逸でした。
ギターソロから始まって、
グルーヴィなアンサンブルで攻めた「What Do You Want?」にて締め
威風堂々とフロントまで出て来てギター弾きまくるReiは正にQueenに思えました(バンドの方じゃないよ)
最後の最後まで攻撃的な姿勢を貫いた刺激的なロックショーでございました
そして、
ダブルアンコでは
本当に曲用意してなくて、
ギターソロを弾き語ってのエンディングでした
その心意気がまた嬉しくて温かくもあった一夜でした。
ありがとうございました!



















尚、
ツアー初日が東京でしたので、
結構本数もあるので今後どんどんこのパレードは続いてゆきます
前作の「VOICE」と今作「XINGS」と逐一リリースツアーに行けたのはとても幸運な事でした
Rei、
新時代のギターアイコンとして輝いてる稀有な存在なので、
今後益々その才気が伝わっていけば良いな〜と願っております。
ライブも終わってレポも書けたので、いざ購入したCDも聴き込むぞ〜!!



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