サブカルチャーマシンガン

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eastern youth/SuiseiNoboAz「極東最前線104〜水星からの物体X〜」@渋谷CLUB QUATTRO 24.9.15

2024-10-04 | LIVE












先月の15日、eastern youthの極東最前線を渋谷で観ました。












極東最前線とは、
イースタンユースが90年代から続けている対バンシリーズで
管理人も何度も参加しているイベントである
極東は今年初、
クアトロでイースタン観るのも今年は初…って事で
やはりイースタンユースのリスナーとしてはホームであるクアトロで観たい〜という欲があり、
それを満たしに行った。という感じでした。

尚、
この日は九月中旬であったにも関わらず、
前回キネマ倶楽部でイースタンを観た七月の時と気温がまったく変わって無かった。
ちょい、フラつきながら下のGUで涼んでいる自分を冷静に顧みると、
「今、真夏ですか…?」と改めて近年の気候のバグっぷりを痛感した日でもありました
 でも渋谷、この日神輿担いでお祭りやってたんで、
ある意味似合ってたかもしれないですけどね笑
渋谷にもああいう風情あったんだなぁ。













SuiseiNoboAz

2年前に13年ぶりに観て、
今年2年ぶりに観た。
それ考えると、
早いですよね。
前回が前回だけにね。

今回も格好良かった。
前回は変則的な楽曲が多かったイメージなんですが、
この日はストレートなギターロックも多かった気がする
また、
ボーカルの声の野太さが良いな、と思った
こういうの昔ながらのロックバンドとか言うのかな、なんて少し感じた。

極東最前線に呼ばれた事に対して「フジロックに出た時よりも嬉しい。」と語った時は盛り上がりましたね
前に観た時にもやっていた「3020」という曲はポエトリーリーディングを駆使した曲で、
歌詞の一部が若干イースタンの「街の底」に通じるものもあり、
イースタンファンにも綺麗に刺さったのではないでしょうか。
管理人はビールは飲めないけど、
ああいう世界観は好きだな、と
今回も素直にそう思えたのでした。




eastern youth

1.沸点36℃
2.循環バス
3.振り向くな
4.暁のサンタマリア
5.踵鳴る
6.青すぎる空
7.素晴らしい世界
8.街はふるさと
9.破戒無慙八月
10.矯正視力0.六
11.ソンゲントジユウ
12.荒野に針路を取れ
13.夜明けの歌
14.街の底

15.夏の日の午後

16.たとえば僕が死んだら






のっけから管理人が大好きな「沸点36℃」でテンションが爆上がりになる。
イントロから爆音で炸裂する吉野さんのギター、
そして、
サビ最後で「汗に塗れて!!」と熱唱する姿に早速感情移入してしまう。
管理人も毎日仕事で汗流してるので・・・
そこから、
いきなりレア曲ゾーンへ(!)
初めてライブで聴いた「循環バス」「振り向くな」「暁のサンタマリア」。
どれも凄く良かった…
「循環バス」は、
「一体何がどうなってこんな風な俺になった」と歌う哀愁漂う轟音ロック。
最早シューゲイザーか?ってくらい迸る耳をつんざくギターサウンドに真っ向から魅せられた。
村岡さんが歌うパートもあった「振り向くな」は20年前のシングルのカップリング曲という事で、
いくらなんでもこの曲演るのは予想出来ない。。
しかし、
改めて聴いてみると良い意味でシンプルなロックナンバーに仕上がっていてとっても気持ち良かった。
前だけを見ろ、と言いたげな非常に雄々しいロックだった。

逆に、
歌唱もアレンジも
激渋の良さが滲み出ていた「暁のサンタマリア」
自分の昔のブログをこのタイトルで検索してみたけど
何も出なかったので多分ライブで聴くのは初めてなんじゃないかな
途中、
レゲエみたいなパートがあったり
全体的にキメキメで格好良かったり、
「さよならさ」って大人の男らしい言葉が響いたり…
想像以上にライブ映えしていてここで聴けたのはラッキーでしたね。
 一転して、
ジャリジャリ鳴るギターフレーズに興奮を禁じ得ない「踵鳴る」
バンド演奏のスピード感、そして、サビの激唱が素晴らしい
手前の道は手前で歩く…
そんな力強さを感じた一曲だった。
田森さんのドラムが特に気持ち良かった「青すぎる空」
今でも思い出せるけど、攻める部分と引く部分のバランスが心地良くて、
非常に緩急が効いたドラミングに仕上がっててとても刺激的でした
 重厚なイントロが鳴り響き、
ミラーボールも回り出していた「素晴らしい世界」
元々アルバムの最後の曲という事もあり、これでクライマックス?みたいな雰囲気に!
熱い熱い言葉をサビで激唱する姿はやっぱりエモーショナルと言わざるを得ない…
日常をドラマに変えるような感動的なロックがそこにはあった。


勿論、
まだまだライブは終わらない。
勇ましいイントロから、「人間万事グラグラ」と
あんまり良い事とかなくても何とか日々を生きている・・・
そんな、
正に"俺たちのロックンロール"とも言うべき音像が突き刺さる。
ちなみにギターの音量もバカデカかったのでリアルに耳にキーンと突き刺さってもいた。
 これも初めてかな・・・
確かPVもあった気がする「破戒無慙八月」
ザクザクしたギターフレーズが無性に格好良く、
曲中の間奏ではギターとベースが向き合ってお互いの呼応を楽しんでいる場面もあった。
 どれも圧巻だったけど、
特に圧巻だったのは「矯正視力○.六」
去年のO-EASTでも久々に聴けて嬉しかった曲なんだけど、
Aメロ付近のギターのキラキラした音色が本当に美しかった。
吉野さん、
この10日後に観たライブで
「難聴。チューニングしても音がよく分からない。」とか言ってたけど、
とてもそうとは思えない凄く繊細でガラスの様なギターフレーズにウットリしてしまった
海と太陽が交差してる時のあの圧倒的なキラキラ感の如く・・・
吉野さんはギターヒーローでもあるよな。
実直に感じた瞬間でもあった。
去年のO-EASTでも、
「雨曝し〜」のギターフレーズに感動したもんなぁ。
かと思えば、サビで洪水の様な轟音に変化するそのメリハリも見事でした
この曲はゴリゴリしたベースサウンドも同時に気持ち良かったですね。


ライブは終盤へ。
MCで、
「無価値な人生を
 無価値に生きて来ました。
 これからも、
 無価値に生きてこうと思います。」
と語ってたのが個人的にアツかった
そこからの、つんざくようなギターもまた素晴らしかった「ソンゲントジユウ」
「生きている事に遠慮なんてしねえよ」という歌詞がまた聴いていて胸が熱くなるものがあった
 もう一度、
MCで、
「イースタン、懐い!」「まだやってるんだ。」というSNS?の声に対して
「まだやってるよ!」「今日、満杯入ってるよ!」と発しこれも場がかなり沸いていた笑
その流れで、
「人生の旅は続く」と歌唱した「荒野に針路を取れ」がまたかなり盛り上がっていた
行進の様なドラミング、サビの一体感溢れるバンド演奏がまた耳が幸福だった。
そう、例えボロボロで報われなくても、何かを信じ続けて歩みは続いてゆくのだ。
最後は、
「夜明けの歌」&
「街の底」と人気曲を立て続けに演奏してフィニッシュ。
「街の底」はただ聴いてもテンション上がる曲ですが、周りの観客見渡しながら聴くとまた更に感動的な気分になる。
誰もが各々の喜び、葛藤、辛さ、そして希望を抱えながら生きている・・・そんな光景が胸を打ちます。
アンコールで演った「夏の日の午後」の「おお〜おおお〜おおおおおおおお〜」
会場が一体となった大合唱、
そして、
ダブルアンコで吉野さんがキュンですマークをして応えた「たとえば僕が死んだら」を含めて素晴らしかった
クタクタになっても、今の自分で生き続ける。それが、結果的に足跡になってゆく。
そんな事を感じさせる、
年齢を重ねても尖り続ける様が最高に格好良かった一夜でした。
ありがとうございました!!!
















実は、
先述したけど
この10日後に下北沢にて
吉野寿さんと向井秀徳さんの弾き語りのツーマンを観ています
つまり、
1ヶ月の間に
2回も吉野さんの生歌&生演奏を聴いた訳ですね
中学生からのリスナーとしてはそれがとっても幸福な出来事でもありました
その模様はなるだけ近日中にタイピングしてUPします
 尚、eastern youthは冬に東名阪のワンマンツアーも開催、
そちらもいちファンとして参る予定でございます!!



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