サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

未だに進化中。/なもり「ゆるゆり」 17巻

2019-12-14 | 単行本感想
カワイイ。









これが出たのは多分今ではなくもっと前だと思う
っていうか別に今買った訳ではなく、発売当時に買ってて最近読破した感じです
何が言いたいかと言うと、雑誌でちまちま読むことに慣れ過ぎて「単行本でガッツリ読む。」という行為が
段々出来なくなってた、、、という事実に過ぎないんである意味恐ろしいんですけど、
結構漫画を仕事場に持ち込んで空き時間とかに読んでたら、
ああ全然イケるな。。と
いやむしろ、
本来こっちだったろ!っていう(笑
うん、やっぱ雑誌だけだと総括的な事が書きづらいって弱点ありますからね
来年はもっともっと真面目に(好きな漫画に対してだけ)真摯に取り組みたいです。




櫻子めっちゃ可愛い・・・!



で、「ゆるゆり」。
もう取り敢えず「出てれば買う。」というスタンスの作品ですが、
以前俺のブログがちゃんとしたアニメブログであった頃(苦笑)、アニメの感想も頑張って書いてたんですけども、
その頃・・・まあ2011年~14年あたりですかね
その頃から続いてるような作品で未だに読んでる漫画って案外少なくて、
でも、「ゆるゆり」は未だにちゃんと読んでるんですよね
その理由が結構この17巻に表れてる気がして、
①売れてもサボらない
②売れても作画が落ちない
③むしろ未だに可愛くなっている。

うん。
もうこの3つに尽きますね
もう既にかなりの知名度を得ているにも関わらず、
未だに精力的に執筆活動頑張ってますし(次号の百合姫でまた大室家と同時掲載だそう)、
作画に関しては劣化とか簡略化どころかむしろアニメが放送してた時よりも今の方が上手い・・・というか、
17巻っていう大台に突入してても余裕でどんどん可愛くなってるから未だにワクワクして読めるんだと思います
それに、話に関してもギャグに振り切ったものからちゃんとしたふんわり百合、実験的なエピまで
手を変え品を変え読者を楽しませている印象でガンガン作者自身が漫画を描くのを楽しんでる感じ・・・
というか好奇心旺盛というか、モチベーションが高いのを感じるんですよね
そのずっと面白い漫画を描くんだ!という気概のようなものも受けましたし、
結構美少女漫画界でも凄いタフな作家さんだなあ、と改めて思いました
そんな常に最新が最高!って印象の17巻に仕上がっています
純粋にキャラが可愛いし、
読みやすさはまた更に上がってるんでまだまだ余裕で面白い、楽しい、可愛いってトコを味わって欲しいです。











好きなお話としては、
もう冒頭の画像のあかりん大暴走の(笑)テンションあげからして面白いです
ゆるゆりはイメージとしてのほほん日常もの~というものがあるかもしれないですけど、
このお話を読んでると純粋にギャグセンスもあるんだな。。ってしみじみ感じます
それと、凄いベタですけどきのことたけのこ戦争の話も面白いですね
飛び道具だけではなく、王道もイケますよ?っていう塩梅が素敵
それに加えて、
京子と結衣のほんのり百合っぽいエピソードだったり、
真ん中の櫻子と向日葵に関しては結構ガッツリ百合っぽいエピソードだったりするので(笑
そっち方面もちゃんとやってて隙の無さもまた秀逸な構成にもなっていますね
というか扉絵の段階で「うわ、可愛い!」って思う瞬間が多かったです
後半の話は、
面接の話は殆どのギャグがキレッキレで良かったですし、
大ゴマの話は相当前衛的でその思い切りの良さが素晴らしかったり、
なんでしょう、
もう既にベテランの域?に入りかけてる今でもちゃんと「漫画で遊んでいる」
そういう感覚が素晴らしくてこれからにも益々期待が持てるような新刊でした。
出来ればこれからもなもりさんはなもりさんのまま突っ走って欲しい、ですね


変に高尚な方向にも行かず、「元々」をずっと研いでいるのが個人的にすごく好きです。リスペクトですね。





最新の画像もっと見る